サマータイム・夏時間について 夏時間って何?なぜ夏時間が必要?東京五輪に導入? 

2016年9月25日

サマータイム(夏時間)ってご存知ですか?
南半球ではニュージーランド、オーストラリア、北半球ではヨーロッパや北米などが実施しています。

こんにちは、ラン(@kikispets)です。
今日からニュージーランドはサマータイム(夏時間)が始まりましたので、今日はサマータイム(夏時間)って何?何でサマータイム(夏時間)をする必要があるの?実際、夏時間への切り替わりってどうするの?というお話をさせて頂きます。
追記:日本では東京五輪に向けてサマータイムの導入が検討されているようですので、実際に導入されたらどうなるのか考えられるメリットデメリットのお話もしています。

スポンサーリンク

サマータイム(夏時間)って?

日本にお住まいの皆さんにはあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、サマータイムとは欧米で取り入れられている、太陽の出ている時間帯を有効に活用しようという制度で、ニュージーランドでは毎年9月の最終日曜日からスタートし、翌年の4月の第一日曜日に終わります。

ニュージーランドでは全国一律でサマータイムが始まりますが、他国アメリカやオーストラリアなどは州によってこの制度を取り入れている所といない所があるようです。

また、サマータイム(夏時間)は、デイライトセービング(Daylight Saving)とも言います。日照の有効活用という意味です。

実際、サマータイム(夏時間)が始まる時は何するの?

時計の針を1時間進めます!

Photo by Karyn Christner

時計の針の進め方ですが、朝起きて時計の針を進めるより、寝る直前に時計の針を進める方が朝起きた時に違和感なくサマータイムに合わせやすくなるようです。

コンピューターやスマホなど位置設定をしてあるものは何もしなくても大丈夫。自動的にサマータイム時間に変わっています。

それ以外の家中の時計は自分で1つずつ針を進めていきます。

法律では、開始時は9月の最終日曜日の午前2時に時計の針を進め、終了時は翌年の4月の第一日曜日の午前3時に時計の針を戻すと定められているそうですので、公的機関ではこの時間帯に一斉に針が自動的にアジャストされるように設定されているようです。

 サマータイムのメリットは?

現在のサマータイムのメリットは主にこの3点かと思います。

  • 太陽の光の有効活用
  • 経済の活性化
  • 余暇の充実

時計の針を1時間進めただけでどうしてメリットが生まれるのかは、私も実際サマータイムを経験してみるまで分かりませんでした。

太陽の光の有効活用

一番のメリットはこの制度の本来の目的である、「太陽の光の有効活用」だと思います。

確かに12月~1月くらいになると午後9時でも外がまだ明るかったりしますので、電気をつけなくても大丈夫ですので節電になりますよね。そして、ニュージーランドは基本エアコンをつけなくても夏を乗り切れるくらい比較的カラッとした夏ですので、外で過ごすだけで十分暑さはしのげますので、ビーチ沿いで明るいうちは本を読んだりしてる人たちも増えます。ってことは、彼らは家で電気を使っていないわけですから、節電になっているということですね。

そして、何より外での活動が増え、日光に浴びる時間が長いと太陽さんからビタミンDも摂取できますから、鬱になるということが減るという可能性も期待できます。

 経済の活性化

確かに外が明るいうちは、車の運転にしても歩くにしても安全に動き回りやすく、人は外出することが多くなるかもしれません。よって消費も高まるということでしょう。

確かに夏時間になるとガーデニングセンターやモールなど、営業時間を延長するお店があります。

 余暇の充実

余暇の充実、この意味ですが、もっと分かりやすく正確に説明するには「健康的に余暇を充実できる。」ということだと思います。

外が暗かったら安全上(特に女性が一人でする場合)散歩やジョギングなどは控え、家の中で出来るアクティビティ、つまりテレビをみたり、インターネットしたりくらいしかしないでしょう。でも、外が明るかったら会社から帰宅しても、外を出歩いている人も多いわけです。なので、散歩やジョギングなど健康的に余暇を楽しむことが出来るというわけです。

サマータイム デメリットってある?

実際、サマータイムを19回経験してきて、デメリットって感じたことがありません。

どなたかがサマータイムが始まると「交通事故や犯罪が増える」と言っているのを聞いたことがありますが、ホントかい?と思ってしまいます。

暗い方が視界が悪く運転しづらいですし、暗い方が泥棒たちにとっては都合が良いのでは??と思ってしまいますが。

夏に泥棒の犯罪が増えるのは、やはり窓やドアを開けている家が増えるからだと思いますけど実際のところは警察の統計を調べたわけではないので分かりません。

個人的には、サマータイムの嫌なところは、開始時だけです。サマータイムが始まった日は「1時間ロス」したわけですから、体内時計はまだ午後6時なのに時計は午後7時なので、「あー!もう夕飯作らなきゃ!」という感じになり、「1時間どこ行った??」という損した感があります。でも、これも最初の1週間くらいで身体が慣れてきます。

 サマータイムが始まる時に注意すること

ニュージーランドや他のサマータイム(夏時間)を採用している国の旅行期間中にサマータイム(夏時間)の開始、または終了の時期がかぶさる場合は、飛行機の出発時間やツアーの集合時間などには十分気をつけて下さいね。

サマータイム開始の時だったら1時間の遅刻になります。もう完璧アウトです。。。

サマータイムの終了の時は1時間早く集合場所に着いちゃうだけなのでダメージは少ないかと思いますが、でも待っている間不安になりますよね。

東京五輪 サマータイム(夏時間)導入?

追記:日本は今年の猛暑の経験から、東京オリンピック2020に向けて来年試験的にサマータイム(夏時間)の導入を検討しているそうです。
サマータイムの導入は、国民の生活にはもちろん企業の経済活動にも大きな影響を及ぼすこととなるかと思いますので、導入したら永久的に持続していかなくてはなりません。日本でのサマータイムは↓のまとめのところでも以前書きましたが、日本の気候と文化、そして国民性と合っているかどうか?が一番大事なことかと思います。

日本人は勤勉な国民性ですし、未だに会社内では長期休暇がとりずらいというのが実情かと思います。そんな文化を持っている日本がサマータイムを導入すると下に書いたように更に働かなくてはいけない雰囲気になるかもしれません。

また、実際にサマータイムを19年近く経験してきて思いますが、睡眠障害に陥る人はいるかもしれません。私の場合は、サマータイム開始から1週間は少し時差ぼけというか、身体がだるいような感じがするくらいですぐに慣れてしまいますが、更にご年配の方はサマータイムが嫌いという人も結構います。これは年齢や健康状態など個人差があるかなと思います。

日本がオリンピックの猛暑対策としてサマータイムを導入するのであれば、街の緑化、道路の塗装を温度が上がりにくいものにする、試合の開始時間を早めるなどで対処するのが一番で、メリットとデメリットを考えた場合、日本の場合は国民性や文化を考慮するとデメリットの方が上回る気がします。

 まとめ

サマータイム、私は個人的に大好きです☆ やはり日照時間が長く、夜も外が明るいと気分がアップします。ただ、サマータイムはニュージーランドの気候と文化に合っているのだと思います。

日本の様に蒸し暑い夏では、絶対クーラーが必要だと思いますので、外で木陰やビーチで涼むというのは無理ですよね。それに、働く文化も違います。ニュージーランド人は仕事も大事だけど、家庭が一番という人が多く、子供の夏休みに合わせて1ヶ月位休みをとるという人たちも珍しくありません。日本では、外が明るかったらその分「まだ仕事できる」とか思いそうですよね。(^^;;

そして、何より日本は外の明かりがなくたって余暇が充実できる国ですし、暗くったって明るくたってそんなに消費に影響しない国だと思います。インドアのスポーツ施設も充実してますし、ショッピングにしても外を出歩くにしても、暗くたってネオンがキラキラしてて比較的安全に生活できますものね。

サマータイムのお話、日本のみなさんにとってはどうでも良い話だったかもしれませんが、雑学の1つになれば幸いで~す♪

スポンサーリンク