犬のくしゃみが止まらない原因

くしゃみをする犬

犬がくしゃみをする時の顔って可愛いですよね。人間がくしゃみをする時は埃や花粉、そして風邪が原因だったりしますが、犬の場合も同じで鼻の上部気道に刺激物が入り込んで鼻の粘膜を刺激されくしゃみを引き起こします。

殆どの場合は問題がない場合が多いですが、どんな症状の時に獣医さんに連れて行くべきなのか?こんにちは、ラン(@kikispets)です。今回は犬のくしゃみについてのお話です。

Photo by Maarten Van Cutsem

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犬がくしゃみをする主な原因

犬のくしゃみの原因はいくつかありますが、殆どは埃・掃除用スプレー・香水・タバコの煙・アルコールの臭い・柑橘系(オレンジやレモンなど)の香り・花粉などで鼻の粘膜が刺激をされたことによるものですが、私の愛犬ルーシーはお外で遊んでどろんこになっている時にくしゃみを連発してたので、よーく鼻の周りをみていたら土が鼻の穴の中にこびりついていた!といったこともありました。特に狩猟犬のような犬種は、鼻を地べたに近づけて色々な臭いを嗅ぐのが大好きです。葉っぱや小枝のかけらなどが鼻の中に入ってくしゃみをするということが多々あります。

どろんこになって遊ぶ愛犬ルーシー↓
泥んこになった愛犬ルーシー

また、家の中で掃除用スプレーやにおい消しスプレーをする時は、犬を別の部屋に移してから使用するようにしましょう。以前テレビでファ○リーズをスプレーしたら近くにいた犬の顔がパンパンに腫れた!というケースを観ました。気をつけましょうね♪

通常、くしゃみをすることで鼻の中の異物を排出しますが、こびりついてしまったりしてなかなか取れない場合は、犬が前足でしきりに鼻を搔いたりしますので注意してみてあげましょう。

くしゃみとともに目がうるうるしている・しきりに身体を引っかくなどの症状がある場合はアレルギーが疑われますので、一度獣医さんに診断して頂きましょう。

私の愛犬ルーシーはアレルギー持ちですので、過去に色々な記事を書いてきましたのでご興味のある方は関連記事をどうぞ☆

遊んでいる時にくしゃみ・興奮している時にくしゃみ

殆どの飼い主さんが気づかれているかもしれませんが、多くの犬は、他のワンちゃんとドッグランで遊んでいる時や興奮している時に多くくしゃみをします。これを“play sneezing” 「遊びくしゃみ」「興奮くしゃみ」と呼びますが、犬同士が「この遊びはただの遊びだよ~!」とコミュニケーションをしているカーミングシグナルだとされています。

これは、小型犬に多く見られますが、大型犬でしているのを私は何度も見ていますので一概には言えなさそうです。

愛犬が他の犬と遊んでいる時にくしゃみをしだしたら、それはつまり、愛犬がめちゃくちゃ楽しんでいる!ってことですね♪
下の動画は「遊びくしゃみ」の動画です。

くしゃみが止まらない?鼻の炎症?

たいていの場合は、前述させて頂いたように、異物を排出するためにくしゃみをしているケースが殆どですが、もし愛犬が日常的にくしゃみをしていたりする場合はウィルス感染性鼻炎が原因かもしれません。ウィルス感染鼻炎のケースは若い犬に多く見られ鼻水を伴ったりします。

また、カビの一種であるアスペルギルス菌を草むらや藁、埃を介して吸い込んでしまい鼻の炎症の原因となることがよくみられます。症状としては、くしゃみ・鼻の違和感・鼻血・鼻水・鼻の腫れなどがあります。

温室にいる犬
Photo by dinstereo

珍しいケースとしては、犬のくしゃみが止まらない原因として鼻ダニが原因の場合もあります。
地べたをほったりした際に泥などに含まれていた鼻ダニが鼻の穴の中に入ったりといった経路が考えられます。鼻ダニの場合は、くしゃみとともに犬がしきりに前足で鼻をこすったりといった行動が見られ、鼻血や大量の鼻水と言った症状も見られます。

もし、少しでもこのような症状が見られた場合はすぐに獣医さんに診て頂きましょう。

深刻な病気が原因の場合

雪を食べてくしゃみをする犬
Photo by Rob

殆どの場合が、埃や花粉、家庭で使われているスプレーなどが原因だったりしますが、くしゃみを日常的に連発している場合、稀に深刻な病気が原因の場合があります。

歯周病

第3上部小臼歯の根管は、鼻の気道のすぐ近くにありますので、もしその歯や周辺の歯が炎症を起こしている場合、また、重度の歯周病により顎の骨が溶け鼻につながる管が出来てしまいそこへ歯周病菌が入ったことによりくしゃみが引き起こされたりします。黄色い鼻水がくしゃみとともに出る場合は要注意です。

腫瘍

稀に日常的にくしゃみを連発していたり、鼻血を伴ったりした場合、鼻の中に出来た腫瘍が原因ということがあります。高齢で鼻が長い犬種でみられることがあります。

短頭種気道症候群

鼻ぺちゃなボストンテリアやブルドッグ、パグなどの短頭犬種にみられる病気で、独特な顔・首・喉の形状から鼻腔が圧迫されることからこの犬種ではくしゃみがよくみられます。

まとめ

若い犬や高齢の犬の場合は、たかがくしゃみと思わずに

  • くしゃみが続く
  • 鼻水が出る
  • 鼻血が出る

などの症状が見られたらすぐに獣医さんにみせましょう。また、成犬で毎日歯磨きをされてないワンちゃんの場合は、歯周病の可能性もあり、歯石取り、または抜歯が必要になってくる場合もあります。

短頭種気道症候群が疑われる場合は、手術で鼻の穴を広げ気道が確保することができます。短頭種の場合は成犬になるにつれて「喉頭虚脱」や「気管虚脱」といった症状が出てくる場合が多いですので、この犬種を飼われている飼い主さんは獣医さんに一度意見を聞いてみるようにしましょう。

「くしゃみ」と言ってもその原因は、「遊びくしゃみ」だったり、埃や煙などが原因の場合があったり、軽度の鼻炎から深刻な病気が原因の場合もありますので、少しでも不安に感じたらぜひかかりつけの獣医さんに相談しましょう。

参考:Dr. Karen Becker 

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