犬がわざとトイレ失敗ってする?答えをお教えします!

犬が家の中で粗相

普段トイレはちゃんと出来る犬なのに、よく意味の分からないタイミングで粗相をするのよね・・・わざとトイレ失敗してる気がする・・・・という悩みは、よく耳にします。

こんにちは、ラン(@kikispets)です。
そこで、皆さん疑問に思われるかと思いますが、犬って「わざとトイレを失敗」ってするのでしょうか??

今日は、この人間にとっては分かりづらい犬の行動、犬ってわざと粗相するのか?について、粗相の原因と対処法、そして効果的な解決策について私の経験を交えながらお話します。

Photo by Linh Nguyen

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犬はわざとトイレの失敗をするのか?

まず、飼い主さんが「私の犬は絶対わざとトイレ失敗してる!」と思われる理由は:

  1. 普段はトイレが出来ているから
  2. 犬が粗相した後、申し訳なさそうな顔をしてるので飼い主が怒るのを分かってしてるに違いないと思うから

という2つの理由かと思います。

ここでは、子犬のトイレの失敗尿失禁などの病気が原因の場合、そしてトイレの環境などが原因の場合の粗相とは理由がまったく違ってきますので分けて考えます。

普段はトイレが出来ているのに粗相をする

普段はトイレが出来ているのに粗相をする場合、その粗相をしたシチュエーションをよく考えてみましょう。色々なシチュエーションがあるかと思いますが、考えられるのは:

  • 新しく犬(または他の動物)を迎えて多頭飼いになった時
  • 赤ちゃんなど新しい人間の家族が増えた時
  • 他の動物(猫など)を飼っていてそちらの世話をしてる時
  • 猫などが犬のご飯時にきた時
  • ご飯をあげるの準備を始めたら来客のためいつもより時間がかかってしまった時

という感じのシチュエーションが考えられるかと思います。そうです、つまり飼い主さんの意識を自分に向けたい時・構って欲しい時に犬は粗相をする場合があります。

新しく犬を迎えた時や人間の赤ちゃんが家族に加わった場合はどうしても新しいワンちゃんや赤ちゃんに飼い主の意識は向きます。その際に、犬は飼い主さんに構って欲しい!と表現しているのです。

また、ご飯時に競争相手と思われる他の犬や猫がいる場合も、「私、ここにいるわよ!」と存在をアピールして粗相をするということもあります。

犬が粗相をした後、申し訳なさそうな顔をしているから、分かっててやっている

犬が申し訳なさそうな顔をしてる
Photo by Eneas De Troya

犬がトイレを失敗した後、こんな↑顔してたりしますよね・・・(^^;;

こういう顔をしてるのだから、絶対悪いことだと分かっててやってる!わざとやってる!と人間は思ってしまいますよね。

2009年にアメリカで「申し訳なさそうな顔をする犬の表情」について面白い実験が行われました。実験結果を要約しますと、犬というのは人間・飼い主さんが怒っているかどうかがはっきりと分かる、ということです。また、飼い犬は、こういうシチュエーションで飼い主さんが怒る、ということも分かっている、ということです。

ただし、うんちやおしっこをすると飼い主さんは怒るということは犬は分かっているのですが、自分に怒っているのか?うんちやおしっこに対して怒っているのか?この状況に対して怒っているのか?というのは、実は犬ははっきりと分かっていないようなのです。

それは、犬は体験したことだけを学んでいく動物だからで、その体験したことの背景になる事情を汲み取るというようなことはしませんので、犬にとってはこういう状況だとなんだか飼い主さん怒るけど、とりあえず気を引くことに成功するから(飼い主さんの意識が自分に向いているというのが一番の幸せだから)してしまうというわけです。

構って欲しい!気を引きたい!から粗相をする

では、なぜ存在をアピールする為に飼い主さんの気を引きたいがために粗相をするのか?

これは、飼い主さんが決して意図してやったことではないのですが、過去に子犬時のトイレトレーニングの最中に愛犬がトイレを失敗して、その時に飼い主さんが大騒ぎをしたか、叱った、ということが原因となっている場合が多いです。

飼い主さんにしてみたら、トイレを失敗されて叱ったり怒ったりしてるわけですが、それは犬にとっては自分に興味を向けられたという成功体験=喜び体験となってしまっているのです。

粗相をした時の有効な対処法

犬が罪悪感をもっている顔
Photo by Jeremy Noble

愛犬が粗相をして飼い主さんが怒ったり叱ったり「あーあー!」と声をあげて大騒ぎをしても犬にとっては飼い主さんの気を引けた!という嬉しい体験になってしまう。というのはお分かり頂けたかと思います。

では、一番有効な解決方法は何でしょう?それは、「無視する!」です。

犬が粗相をしたら無視!

犬は飼い主さんに構ってもらうことを一番の喜びとする動物です。

なので、一番の罰は「無視」です。
怒鳴ったり、叱ったりするより一番効果的です。

では、具体的にどうするかというと・・・

もし愛犬が粗相をしたら、怒りやフラストレーションが出るのは仕方がないことです。
まずは気持ちを静めるために、犬に目を合わせずとりあえずキッチンペーパーやトイレシートなど吸い取るものをおしっこにかぶせたらその場を離れましょう。

ネットでニュースを読んだりして気分を紛らわせてしてると、イライラも鎮まります。

気持ちが落ち着いたら、現場に戻り犬に目を合わせず無視して黙々と静かに掃除をしましょう。

ここで、犬は「あれ?あんまり飼い主さんの興味を引けなかったなぁ・・・」と思うはずです。ただし、一度では直らないかもしれませんが、ここは根気よく我慢して一貫して無視の態度を毎回貫くのみです。

ちゃんとトイレ出来たら褒めまくる

そして、トイレの正しい場所でちゃんとおしっこやウンチが出来た時は、めちゃくちゃ大げさに褒めてあげましょう。クリッカーを使ったりすると更に効果的です。

(クリッカーについては、「待て」を犬に教えよう!「待て」のしつけ方・クリッカーの使い方・コマンドについてをどうぞ♪)

犬にコマンドを与える

予防策としては、犬とこまめにコミュニケーションをとり、「マテ」などの基本のコマンドを教えておくと犬が飼い主さんの気を引きたいがために粗相をする、という自体が防げます。

例えば、ルーシーが若い頃ですが、ある日ハーネスをつけてお散歩に行こうとしたら雨が降ってきてしまい雨が止むのを待っていました。

ルーシーにしてみれば、そんな事情が分かるはずもなく私の周りを付きまとい、「お散歩行かないの?」をアピールしてました。

私は、「雨降ってるからね~。待ってね~。」と人間に話すように言っていたわけですが、もちろんルーシーには分かるはずもなく、粗相をされました。

ルーシーにしてみたら、「あれ?ママ忘れちゃったかな?ルーシーここにいるよ。お散歩思い出して!」という感じでしょう。

それ以降、こういう時は「マテ」「早い」とシンプルなコマンドを出すことで、ルーシーも理解出来ますので、粗相をしなくなりました。

まとめ

犬がトイレを失敗するという場合、飼い主さんの気を引きたい、構ってもらいたい、というのが背景にあり、ある意味わざと粗相をしているのかもしれませんが、それは飼い主さんに対して「嫌がらせ」としてしているのではなく、わざと粗相→飼い主さん大騒ぎ→気を引けた!と思ってしまっている可能性が大です。

まずは、犬が粗相をした場合は「無視!」を徹底してみましょう。

そして、飼い主さんの気を引きたい!と思っている犬の心理状況についても考えてみる必要があります。

もし家庭内の環境の変化が原因と思われる場合は、飼い主さんと犬が普段からしているルーティンを大事にしてみてください。遊びにしても散歩にしても、犬はルーティンが大好きでそこから犬は安心感・飼い主さんの愛情を感じ取ることができます。

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