ペットロスを克服できるか・・・愛猫ミミのお話

椅子の上の猫

先日私たちの愛猫ミミが天国へ旅立ちました。19歳と6ヶ月でした。眠るように穏かな最期でした。

今日は重い記事になりますが、この深い喪失感に襲われている気持ちに整理をつける意味でもミミの人生を振り返ってみたいと思います。

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ミミの人生

ミミはキキが産んだ猫でモモとは兄妹になります。キキは若くして出産したためか、3匹出産したうち助かったのがミミとモモでした。出産は私と夫が立会い、ヤングママだったキキは自分でへその緒を切ることもできなかったので、獣医さんの電話での指示の元、夫がミミとモモのへその緒を切りました。

ミミは近所のオス猫マグーにそっくり。そしてモモは薬局屋さんのオス猫にそっくり。(猫は1回の妊娠で複数のオスの子供を妊娠することができるそうです。)近所の猫マグーは私に懐いていて、夏の夜に夫と散歩をしているとよく私たちの後をついてきて夜の散歩を一緒に楽しんだものです。

私が風邪で寝込んだときなどは、心配そうに様子伺いにきてくれたりもした、とても賢い猫ちゃんでした。そんなマグーはその後飼い主さんと一緒に引っ越してしまいましたが、代わりにマグーの子供ミミを私たちに残していってくれたというわけです。

ミミのお母さんキキ↓

ミミとモモは若いときは仲良しでいつも一緒に行動してましたが、ある時期から母親のキキと妹のモモがミミを嫌がるように。たぶん、オス猫のミミは身体がキキとモモよりだいぶ大きくなっていたのに、今までと同じ感じで手加減なしでミミは遊ぼうとしていたため女性陣から嫌がられたのかと思います。ちなみにオス猫なのにミミという女の子の名前ですが、私は当時ミミが女の子の名前だと知らずにキキミミモモとリズム感が良かったのでミミにしてしまったのです

ミミはマグーに日に日に似てきて、賢さが行動に現れていました。たとえば、ボウルにご飯を盛ってあげると自分の前足でボウルを動かして自分に近づけたりするなど、ミミの頭の良さに私と夫はよく驚いたものでした。また、人間が大好きでキキとモモはお客さんが来ると一目散に隠れてしまっていましたが、ミミは必ず挨拶に来てました。

時にはオス猫らしくちゃんとテリトリー争いも近所の猫たちとしていました。耳のギザギザは男の勲章です。

 

老化のはじまり

猫は15歳で人間の76歳だそうですが、ミミの場合は17歳ごろまで庭を駆け回ったり木を登ったりしてとても元気で高齢猫とは程遠いものでした。

しかし、ミミが18歳になった頃からミミはよくミャーミャーと鳴くようになりました。何かが欲しくて鳴いているわけではないようで、私たちの居場所を探しているのか、それが何かの不安から来るものなのか分かりませんが、私たちが抱き上げると鳴くのを止めました。

たぶん、聴覚がだいぶ落ちてきていましたし、足元もおぼつかなくなってきてましたので、いろいろな体力の衰えからくる不安があったのかもしれません。

ミミが19歳になった頃からミミの食に対する執着心が異常になってきました。どれだけあげてもお腹がいっぱいにならないらしく、私たちが台所に行くと老体にムチ打ちながらすごい勢いで飛んできては食べ物を要求しました。

しまいには、私たちが食べているものを横から奪おうとするので可哀想ですが私たちの食事のときはミミを別の部屋(トイレやお水がちゃんとある部屋)に閉じ込めなければなりませんでした。

それでも全く身にはならず骨と皮と筋だけになってきたミミでした。

ミミのトイレに一喜一憂する私たち

庭を歩くミミ

ミミは便秘がちになり、よくトイレで踏ん張っている様子を目にしました。夫と相談して、ミミの便秘改善のためいろいろなことを試してみました。

効果があったのは、お腹マッサージです。ミミのお腹を「の」の字を描くように1日2回マッサージしました。

また、高齢猫は上手く水分を摂取できないと獣医さんに言われたので食事からも水分が取れるように、メインのフードはウェットフードに切り替えそこに温かいお湯を入れてまぜてスープ状にして食べさせたりしました。

マッサージとフードを切り替えたことで、便が毎日出るようになりました。夫とは「今日はこれくらいの便が出たよ」とお互いに報告し合い、2日以上便が出ないときは獣医さんから処方されているマグネシウム錠剤を砕いたものを飲ませるようにしました。

高齢猫の口臭対策

ミミの口臭がかなりひどくなってきましたので、いろいろと考えたあげく、歯磨きジェルを口の周りに塗ってそれをミミに舐めさせる、という方法に辿り着きました。結果、口臭はだいぶ改善しました。

ミミがおねしょをし始めた

亡くなる1週間前からおねしょをするようになりました。そして、お腹をマッサージしてたら、オシッコがピュッと飛び出してきて、「あ~、もう筋肉が機能していないんだ」と気づき、日本で購入しておいた紙おむつを付けさせることにしました。

ミミが嫌がるだろうと懸念していたのですが、案外嫌がらずこの紙おむつがあったことでミミがいつどこでオシッコをしてしまうのでは、と心配することもなかったので、私たち飼い主もストレスを感じることなく過ごすことができました。

愛猫ミミの死

 

2019年6月21日(金曜日)午後1時ごろ私たちの愛猫ミミは眠るように安らかに天国へと旅立ちました。19歳と6ヶ月でしたので大往生です。

ミミが痩せ始めてきた1年前からミミの死は覚悟してきており、「ミミとの毎日が宝物」と夫とよく話していました。

亡くなる1日前からピタッと食事もお水も取らなくなり、私の膝の上や腕の中で1日を過ごしました。私たちは自営業で普段から不安や苦労が絶えませんが、この時ばかりは自営業で良かった、とつくづく思いました。

亡くなる前の晩、ミミの死を予期していた私たちは最期に何かミミの大好物を与えたいと思い、泡立てた生クリームを鼻の先に当てると、ミミはムクッと起きてペロペロと舐めてくれ、私たちを喜ばせてくれました。しかし、それが結局ミミが最期に口にしたものとなってしまいました。

その晩は、私と夫でミミの傍で仮眠をとり、夜中にオムツを何回か変えてあげたりスポイトで水を飲ませようとしたりして一晩を過ごしました。

そして、翌日の金曜日、ミミはベッドから起き上がることもなく、私たちに見守られながら息を引き取りました。

私のペットロス

ミミが亡くなってから数日が一番辛かったです。

どこに居てもミミの匂いがする。
家の中のありとあらゆるところにミミの面影がある。
ミミの毛が落ちている。
ベルの音が聞こえた気がする。
朝一番にミミの確認をしていたのにその必要がなくなってしまった。

ミミがもう存在しないことを認識するたびに愕然としただただ泣くだけでした。私の人生、猫と一緒に暮らしていない時間の方がだんぜんに少ないのです。もう家の中に1匹も猫がいない、キキ、ミミ、モモがいない。すごく変です。

今日で5日目。昨日よりは少しマシなのかもしれない。いつまでも泣いてばかりいては、ただでさえセンシティブな愛犬ルーシーに悪影響だ。。。と少しずつ頭が働くようになってきました。

ミミが息を引き取る直前に、ありがとう、とミミに言えたことがせめてもの救いです。本当にミミには感謝の言葉しかありません。

私がニュージーランドに移住してきて今年で22年になります。ニュージーランドの暮らしに慣れず、今のようにインターネットが発達していない時代でしたので、ひどいホームシックにかかったとき、必ずそばにいてくれたのはミミでした。

ミミちゃん、私に笑顔をくれてありがとう。温かなぬくもりをありがとう。幸せな時間をありがとう。

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