英語学習コラム ニュージーランド英語って訛ってる?

2016年11月7日

ニュージーランドで英語を勉強すると言うと周りに必ず一人は「ニュージーランドの英語って訛ってるよ~。」とこれから英語の勉強を頑張ろうと思ってる人に水を差すようなことを言う人がいます。

こんにちは、ラン(@kikispets)です。
英語学習コラム2回目の今日は、ニュージーランド英語についてです。

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全ての英語は訛ってる!

では、実際にニュージーランドの英語は訛っているのでしょうか?

もし、ニュージーランドの英語が訛っているのだとしたら、イギリス英語も訛ってる、アメリカ英語もなまっている、オーストラリア英語も訛っている、全ての英語は訛っているということになります。でも、標準英語ってあるでしょ。と思うかもしれませんが、標準・普通って誰が決めるのでしょうか?

アメリカ英語とひとくくりで言っても、ニューヨークのブルックリンの英語とテキサス州の英語はかなり違います。イギリス英語でも同じです。ロンドン中心部の英語とイーストエンド地域の英語では、顕著に違いが分かります。そして、英語圏の国は沢山の移民を受け入れていますので、皆が様々なアクセントの英語を話します。

そして、大人になってから英語を勉強した人は、(個人差はありますが)どう頑張ったって「日本語アクセントがある英語」しか話せるようにはなりません。

例えば、日本に住んでもう20年以上になるケント・ギルバートさんは日本語がぺらぺらで語彙も豊富な知的な方ですが、未だに英語アクセントがある日本語をおはなしになります。そして、それは決してダメなことではありません。大事なことは、英語でコミュニケーションをとるということです!

ニュージーランド英語はイギリス英語が基盤

アメリカ英語とイギリス英語ではRとTの発音、母音の発音、またHの発音を発音しなかったりという明確な違いがあります。

ニュージーランド英語は、18世紀以降イギリスからの移住によって英語が広まりましたので、ニュージーランドで話されている英語はイギリス英語が基盤となっています。先ほど、RとTの発音が明確に違うと言いましたが、特にRが顕著です。母音Aの後のRはアメリカ英語よりかなり弱めなRの発音になります。

例えば、Car、Birdなどはrに力をいれず力を抜く感じに発音します。

また、母音は、例えばTomatoは、アメリカ英語はトメートという感じになると思いますが、ニュージーランド英語は日本語の発音に近い感じで最初のトに少しアクセントをつけて、トマトと発音します。

photo by  Betsy Weber

発音の違いの何が問題で、誰が気にしているのか?

では、住む国や地域、人種によって発音が違うということの何が問題なのでしょうか?

問題など何もありません。その人の価値観の問題だと思います。

実際に、ニュージーランドの英語がアメリカ人に理解されないなんてことはありません。日本で考えてみても、大阪出身と東京出身が話してて会話に困るなんてこと滅多にありませんよね。

ただ、その土地や人種間の単語や発音の違いはあると思います。以前、ある地方出身同士の日本語を聞いてましたが、殆ど分かりませんでした。(^^;; それと同じで英語でも私の旦那はニュージーランド人ですが、スコットランド英語やアイリッシュ英語などを聞いていると時々理解できないということがあるようです。これは、スコットランド英語がダメだとか普通じゃないとか、ニュージーランド人だから理解できないということでは全くありません。これは、ただ単に聞き慣れてないだけです。その証拠にしばらく聞いていると、耳が慣れて問題なくコミュニケーションが取れます。

イギリスで有名なトーク番組「グラハム・ノートン ショー」という番組がありますが、ゲストでアイリッシュのコメディアンが家で普通に話してるように話してみたら、イギリス人であるグラハムが全く理解できず大笑いということがありました。これも、グラハムがその土地の発音に聞きなれていないから分からなかっただけですね。

とにかく、相手がどんな訛りの日本語・英語を話していようが、相手が良い人であり会話をしたい相手であれば、理解しようと思いますし、そんなことは全く問題ではないのです。

実際問題、発音の違いを気にしているのは、自分だけなんです。

photo by Didriks

 初心者は留学先やワーキングホリデー先をどうやって決める?

では、発音なんて気にしなくていいの?どこの国へ行けばいいの?と思われるかと思いますが、これは好みだと思います。イギリス英語の耳障りが良かったらそちらを選べば良いと思いますが、大人になった日本人が英語を学ぶ際、初心者の場合はどこの国を選んでも身につく英語に大差はないと思います。

自分で「あっ、これはスコティッシュイングリッシュね。」とか「インド出身の方ね。」とかアクセントが聞き分けられるようになったら上級者レベルです。

そして、もしそのレベルになった時、自分の発音をイギリス英語に近づけたいと思ったのなら、その時に自分で発音を矯正すれば良いのだと思います。

あのデイビット・ベッカムも若い頃は、イーストエンドの英語を話してましたが、ステイタスや裕福レベルが上がるになるにつれて、彼の英語もだいぶ変わってきました。それは、もちろん矯正されたのです。

つまり、初心者が英語を学ぶのであれば、訛りなんていうのを気にするレベルではないということです。そんなことを気にしている時間があるのなら、どんどんたくさんのネイティブと話す機会をもうけ、1つでも多くの単語を覚えた方が良いと思います。

私は、留学先やワーキングホリデー先を決めるポイントは、治安・物価・何がしたいか?だと思います。特にワーキングホリデーで来られるのなら、英語の訛りなんか気にするより、たった一年ですので、自分が有意義に安全に楽しく暮らせそうな場所を選びましょう☆

 まとめ

最後にもう一度だけ「必要以上に発音を気にしすぎるな!」と言わせて頂きます(^^;;

これホント大事ですから。あまりにも発音を気にしすぎると、話すのがコワくなってしまうんです。何度も言いますが、こんな発音で喋ったら恥ずかしいと思ってるのは自分だけです。はっきり言って周りは全く気にしてません。

以前、ニュージーランドで永住していた日本人で「ニュージーランド英語は訛ってるからBBCとか聞いてイギリス英語を身につけようと思っているのよ。」と言っていた人がいましたが、15年ニュージーランドにいたにもかかわらず、発音を気にするあまり英語を話すたびに緊張してしまい、自分の英語が周りの人に聞こえたら恥ずかしいと言うようになってしまい結局帰国しました。とても残念だったなと思います。

ですから、もしこれから大人の方が英語を勉強されるのでしたら、発音を必要以上に気にせず、どんどんと「話す機会」を設けることが英語上達の一番の近道だと思います。

それでは、また~。

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