犬のおすわりの教え方 出来ない子でもこの方法なら絶対出来る!

2018年7月20日

子犬を飼い始めた時、保護犬を飼い始めた時、はじめに教えるコマンドは「おすわり」です。
「おすわり」は、色々な場面で使えるとっても便利なコマンドで、「おすわり」から飼い主さんと愛犬との主従関係が始まっていくといっても過言ではありません。

こんにちは、ラン(@kikispets)です。
今日は、「おすわり」を犬に教える方法をステップバイステップでご紹介、そして、「ウチの犬おすわり教えたけど出来ない!」という場合の解決法もお話したいと思います。

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犬に「おすわり」はいつから教える?

「おすわり」は出来たら一番初めに教えたいコマンドです。なぜなら、「おすわり」が出来ないと「マテ」が出来ないからです。それは「マテ」の姿勢が座った姿勢を必要とするからで、やはり「おすわり」は基本中の基本で一番初めに教えてあげることで、その他のコマンドを教えるのもとてもスムーズに行きます。

関連記事「マテ」の教え方については 犬の待てのしつけ方 をどうぞ☆

さて、「おすわり」をいつ頃から教えるか?ですが、子犬は生後8週を経過してはじめて母犬から離すことが出来ますので少なくともそれ以降になります。
(動物愛護管理法で2013年9月1日から、母犬から仔犬を早期に離すとストレスや恐怖心がまだとても感じやすい時期なので、後の問題行動の原因になるとして、母犬から仔犬を離す時期は生後56日(8週間)を経過しなければ販売の為の展示や引渡しが禁止となりました。)

そして、生後8週後から色々な事や物を見せ経験させ、たくさんの色々なタイプ・サイズの犬に合わせることで、社会化が培われのちの問題行動(無駄吠え、噛む、分離不安など)に発展することがなくなる、と言われています。

関連記事犬の社会化については 子犬の社会化 をどうぞ☆

そのため、生後8週後から生後5ヶ月くらいの間に「おすわり」を教えるのが一番好ましいかと思いますが、もちろん保護犬などの成犬でも大丈夫。遅すぎるということはありません。

犬に「おすわり」を教える

「おすわり」の教え方は色々巷で出回ってますが、無理に尻尾を引っ張ったり、お尻を床に押し付けるやり方は止めましょう。
犬はとっても賢い動物なので、こちらの意図するところを上手に少しの時間をかけて教えることで頭を使って考えてマスターしてくれます。

Photo by This Year’s Love

「おすわり」を犬に教える準備

まず犬が「おすわり」のコマンドで座った時に滑って痛い思いをしてしまうと、おすわりは嫌なことという印象をもってしまいますので、カーペットの上など滑らない場所で練習しましょう。
フローリングの場合は、滑らないマットなどを利用してもいいですね。

「おすわり」を犬に教える方法

オヤツを手に持ち、子犬の鼻に当て匂いをかがせます。
この時点ではまだ何も言いません。まだ子犬は「おすわり」の意味も知りませんので、「おすわり」とっても意味がないです。この段階では、自然に座ったらオヤツを与えるという状態を目指します。

子犬は長い間1つのことに集中出来ないので、飽きさせないように途中でオヤツの種類を変えるなどして子犬のモチベーションをキープさせ、時間としては子犬の様子をみながら5分から10分くらいを目安にして、休憩をいれながら練習しましょう。

子犬の頭の中では「どうしたらこのオヤツをゲットできるだろう??」と考えている状態です。
犬は賢いのでもうすでに生後8週後くらいですでに「問題解決」をしようとするのですね。

コツ:少し狭い空間、壁に近いところで子犬の鼻にオヤツが入った手を当て少し段々と鼻より上にあげていきます。そうすると、自然に犬の顎が上に上がっていくと、必然的に子犬はお尻をつくようになります。

子犬のおしりが床についたら、すぐオヤツをあげ「いい子ね~!」と言って褒めてあげましょう。

これを繰り返します。次は「おすわり」というコマンドを教えていきましょう。
子犬のおしりが床についたらすぐに「おすわり」と言います
そしてオヤツをあげて、また褒めてあげましょう。これを何回も繰り返し、「おすわり」=座る=オヤツもらえる、という関連性を学習させます。

慣れてきたら、「おすわり」のコマンドで座るかどうか試してみましょう。
「おすわり」のコマンドで座ったらオヤツをあげて褒めてあげましょう。

「おすわり」のコマンドで座れるようになったらハンドシグナルも加えて行ってもいいですね。

ハンドシグナルは「マテ」や「伏せ」と違いがはっきりと分かるシグナルで、(例えば手の甲を犬に向けて指の先を天井に向ける)家族で犬を飼っている場合は、コマンドと同様にハンドシグナルも家族内で統一しましょう。

実際に「おすわり」がまだ出来ない生後10週目の仔犬を使ってイギリスのドッグトレーナー・Victoria Stilwellさんが実践してますのでご覧下さい。
英語ですが、実際に「おすわり」を初めて習う子犬が出来るようになる様子を見るのはとても面白いです!

犬が「おすわり」出来ない!

犬も個性がありますので、色々な方法を試したり、ランさんの方法も試したけど、うちの犬「おすわり」出来ません!という方もいらっしゃるかと思います。よくあるケースを例に解決法をご紹介します。

犬が「おすわり」出来ない解決法!

問題1:私の犬は教えてもらった方法をやっても座りません!

解決方法:ひょっとすると犬が集中出来ない環境かもしれません。

  • 床は滑りやすくないですか?
  • 子供達がすぐそばで走り回ってませんか?
  • いきなり家の外で練習してませんか?

環境を見直して、静かな犬が集中できる環境をまず整えましょう。そして、飼い主さんも穏やかな気持ちで根気よく出来るまで何回かに分けて短いレッスンをしましょう。

問題2:犬は一瞬座るけど、すぐ立ち上がる!

解決方法:オヤツをあげるタイミングが早すぎて「おすわり」は一瞬でも床におしりがつけばいいと思ってるのかもしれません。
もちろん、初めて「おすわり」をする時はそれでもいいですが、2回3回とするうちに徐々に座ってる時間を何秒か延ばしてそれからオヤツをあげてこちらの意図を分かってもらいましょう。

もし、すぐ立ち上がってしまう場合は、オヤツを持っている手を後ろに回します。
ここでは、犬に「立ち上がる」=「オヤツなし」ということを分かってもらいやすいように、ただオヤツをあげないのではなくて、手を後ろに回しましょう。

少し間隔をおいて、またレッスンを開始します。
「おすわり」のコマンドを言って、数秒長めに座らせるのを目標にしましょう。

また、犬はシンプルに「いつまで座ってればいいのか分からない」のかもしれません。
その場合は、ハンドシグナルを入れるとそれが犬に伝わりやすくなります。

ハンドシグナルをしている間はオヤツもあげませんので「ハンドシグナルがある状態=まだ座ってなくてはいけない」と理解しやすくなります。「おすわり」のハンドシグナルは、例えば手の甲を犬に向けて指の先を天井に向ける、といった形でもいいと思います。先ほども言いましたが「マテ」と「伏せ」などと違いがハッキリ分かる形のハンドシグナルにしましょう。

まとめ

「おすわり」を犬に教えることで、後のしつけがとってもスムーズに行きますので、まずは「おすわり」が出来るようになることを目標に頑張って下さいね。

もし、全ての方法を試したけど出来るようにならない、という場合は関節の病気があって痛くて出来ないのかもしれませんので一度獣医さんに診てもらいましょう。それでは、また~!

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