犬が吠える理由が分かればその無駄吠えはなくなる!効果的な解決方法!

愛犬が無駄に吠えていて、気が狂いそう!近所からの苦情も絶えない!散歩中にジョギングしている人に吠える!ということはよく聞きます。
しかし、犬が吠えるのには理由があるのです。ご自分の愛犬がなぜ吠えているのかその理由をまず見極め、それぞれの理由に合った対策をすることで、必ず吠える回数が劇的に減ります

こんにちは、ラン(@kikispets)です。
今回は、犬の無駄吠えを止めさせる効果的な解決方法をご紹介したいと思います。

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あなたの犬が無駄吠えする理由は何か?

犬が吠えるのは、コミュニケーションのツールであって、例えば誰かがドアをノックした時に「ワン」と吠える、それ自体はなんら問題ではありません。ただ、犬がその後もずっと吠えている、毎日飼い主が留守中に何時間も吠え続ける、散歩中に人に向かって攻撃的に吠える、吠えるのが癖になっている、となってくるとそれは「無駄吠え」になり飼い主さんや他の人にとっての問題行動となります。

では、犬が無駄吠えをする理由は何でしょうか?
犬に理由を聞くわけにもいきませんので(^^;飼い主さんが犬の様子、ボディランゲージやボーカルランゲージ、吠えている状況から推測し、ご自分の愛犬がどの理由に一番当てはまるか考えてみましょう。ひょっとしたら理由は1つとは限らないかもしれません。

理由1:分離不安からくるストレスで吠えてる

分離不安からくるストレスが理由の場合の無駄吠えのボディランゲージ・ボーカルランゲージはこんな症状です。分離不安とは、飼い主、または他の犬から離れることが必要以上にストレスになっている状態をいいます。(詳しくはこちらをどうぞ。→関連記事:犬の無駄吠えは分離不安だった!

    • 尻尾が下がっている。
    • 耳が下がっている。
    • 何かに怯えてる目をしてる。
    • 吠えるというよりクィーンクィーンと言っている。
    • 遠吠えに近い吠え方。

状況としては、犬を一人にした時や一人でお留守番の時間が長い時です。そして、分離不安によくあるのは、無駄吠えという行為だけでなく、家具やクッションを噛んで破壊したり、といった行動も伴ってきます。犬はそうすることによって不安でいっぱいになった気持ちを発散させているのが理由です。

理由2:退屈して吠えてる

犬が退屈が理由で無駄吠えしている時のボディランゲージは、

  • 尻尾が上がっている。
  • ウロウロと動き回っている。
  • 体はリラックスしてるのに吠えている。

状況としては、犬を一人でお留守番させた時や、家族がみんなでテレビを観ている時に突然吠え出す(こういう時は、「かまって!」という要求の意味の場合もあります)、外で犬が吠えてるのにここぞとばかりに加勢して吠え出す、などの時です。

どれも、何もすることがないので退屈して暇つぶしに吠えたりしているのが理由で、時には家具を噛んだりクッションなどを噛み千切ったりという破壊行動も伴ったりすることもあります。

理由3:興奮して吠えてる

犬がただ単に音やお客さんに興奮してしまい、吠えている場合のボディランゲージは:

  • 音がした方向へ走っていって吠える。
  • 嬉しそうな顔つきになる。
  • 尻尾を振っている。

状況としては、お客さんがドアをノックしたりドアベルが鳴ったら吠える。お客さんが来たら吠えるがお客さんに会うと止まる。宅配のお兄さんに吠えるが姿が見えたら止まる。散歩中にほかの犬に吠える。などで、この後ご紹介する理由4:警戒して吠えている となかなか区別が難しいかもしれませんが、顔つきや尻尾を振っているか、尻尾が上がっているかで判断がつきます。


Photo by kiarras

理由4:警戒して吠えてる

警戒して吠えている場合のボディランゲージ・ボーカルランゲージは:

  • 音がした方向へ走っていってアグレッシブに吠える。
  • 人がいる方向へ走って行ってアグレッシブに吠える。
  • 厳しい顔つきになる。
  • 尻尾がぴーんとたっている。

状況としては、お客さんや宅配のお兄さんがドアをノックしたりドアベルを鳴らしたらお客さんや宅配のお兄さんがいなくなるまでずっと吠えてる、散歩中ジョギングしてる人に向かってアグレッシブに吠える、近所で工事をしている人たちにずっとアグレッシブに吠えている、お客さんに向かってずっと吠えている、などです。

理由3の興奮して吠えているのか と見極めるのは、顔つきや尻尾を振っているか、尻尾が上がっているかで判断します。
興奮している場合は、飼い主さんのコマンドで静かになりますが、必要以上に警戒している場合は、飼い主さんが何を言っても吠え止まない場合が多く、根本的な主従関係の見直しが必要になってきます。なぜなら、必要以上に警戒している場合は、犬は飼い主をリーダーとしてみていないので、自分が飼い主さんを守らなければ!自分がこのテリトリーを守らなければ!と思っているからです。

理由5:何かを要求して吠えてる

犬が要求して吠えている場合のボディランゲージ・ボーカルランゲージは:

  • うれしそうな顔つき。
  • ジャンプして吠えたりしてる。
  • 尻尾は上がっている。

状況としては、ご飯の時間近くになってきたら吠えたり、オヤツがテーブルにのっていたりするとそのテーブルの周りで吠えたり、テレビや映画をみんなで観てる途中に突然吠える。などで、どれも「ご飯早くちょうだい!」「オヤツちょうだい!」「構ってちょうだい!」という要求が理由です。

犬の無駄吠えの解決法!

あなたの犬がいつも吠えているその理由を、ボディランゲージやボーカルランゲージ、そしてその状況を観察して推測したら、次はそれぞれの効果的な解決方法をご紹介します!

分離不安からくるストレスで吠えている場合の解決方法

まず、分離不安からくるストレスが原因の場合、トレーニングをもう一度やり直しましょう。
分離不安を解決するトレーニング方法は、こちらの 犬の無駄吠えは分離不安だった!を参考にしてみて下さい。決して難しい方法ではなく、一度覚えルーティン化してしまえばとても簡単です。

犬が退屈していて吠えている場合の解決方法

犬がただ単に「ひまだよ~」「退屈だよ~」という理由で無駄吠えしている場合は、犬をメンタル、体力の両方の面から刺激してあげましょう。

体力面から刺激してあげて退屈無駄吠えをなくそう!

基本は、朝晩の散歩です。個体差がありますが、小型犬でも少なくても毎日20分~30分の散歩は必要です。時間がない朝などは10分のウォークで、夜にたっぷりと時間をかけて散歩という形でもいいので飼い主さんのスケジュールに合わせて散歩してあげましょう。


仕事が忙しくてなかなか散歩の時間がない。。。という方は、家族で協力して分担しあったり、ドッグウォーカーに代わりに歩いてもらったりというのも方法ですね。愛玩動物飼養管理士や、愛犬飼育管理士の資格を持った方々が主なので安心してお任せ出来そうです。

東京のドッグウォーカーのお値段は、時間や頭数によって違いますが30分の散歩で約2~3千円、50分の散歩で約3~4千円が平均相場です。リンク先を下に貼っておきますね。

メンタル面から刺激してあげて退屈無駄吠えを減らそう!

メンタル面の刺激には知育玩具が一番です!知育玩具は、犬の好奇心を刺激することで疲れさせてもくれますので、おウチで一人で犬がお留守番をしなければいけない時にとっても役に立つオモチャです。

犬が興奮していて吠えている場合の解決方法

興奮していて吠えている場合は、ドアベルがなったり、散歩中に他の犬に会ったりといった何か引き金があって吠え出す場合が多いです。

「吠えろ」と「静かに」のコマンドを教える

このような場合に役立つのがまず、「吠えろ・話せ」(Speak)と「静かに」(Quiet)というコマンドをハンドシグナルとともに教えることです。
えーっ!既に吠えているのに更に「吠えろ」って言うの?と思われるかもしれませんが、
「吠えろ」→「静かに」→オヤツをゲット!
という1つの流れを覚えさせることで、「静かに」のコマンドがパワフルになるというわけです。

まず、「吠えろ・話せ」(Speak)の時は元気よく「吠えろ」とハンドシグナルとともに言います。ハンドシグナルは、やり易いものでいいですが、家族内で統一して下さいね。

次の「静かに」(Quiet)は、叫んだり大声で言ったりすると犬は自分に加勢してくれたと勘違いして喜んで更に吠えてしまうという事になりますので、落ち着いた低めの声で「静かに」(Quiet)と言いましょう。
NOは、人間は色々な場面でつい言ってしまうので、犬も混乱して効果が薄くなりますので、場面ごとにコマンドを使い分けるためにも、犬が興奮して吠えている時は、「静かに」(Quiet)です。そして、ここでもコマンドにハンドシグナルも加えましょう。

そして、「静かに」で吠えが止まったら、「いいこ~!」と褒めると同時にオヤツをあげます。
私の尊敬するイギリスのドッグトレーナーVictoria Stillwellさんが1:45分辺りで実際にやってますので、ぜひ見てみて下さい。英語ですが、ハンドシグナルなどとても参考になります。

このトレーニングが成功すると、ドアベルが鳴った時でも「静かに」で吠えるのを止めるようになりますので、今度は家族やお友達の協力を得て、ドアベル鳴らす→犬が吠える→「静かに」→吠えなくなったらオヤツというトレーニングをしてみて下さい。既に「静かに」をマスターしているので、こういう場面でも吠えるのをコントロールしやすくなります。

かえって、ドアベルが鳴ったらオヤツもらえると思って犬が思ってしまい吠えるのを助長してない?と思われるかもしれませんが、犬がドアベルで「わんわん」と少し吠えるのは普通です。そして、このトレーニングをすると、ドアベル=興奮(ずっと吠えている)というサイクルを断ち切ることができるので、ぜひ試してみて下さいね。

犬が警戒していて吠えている場合の解決方法

犬が警戒して吠えている場合はハンドシグナルやコマンドでは効かない可能性が多く、根本的な主従関係の見直しが必要となってきます。犬は飼い主さんをリーダーとして見ていないが為にあなたを守ろう、このテリトリーを守ろうと必要以上に警戒して吠えている、という理由が考えられます。

主従関係の見直しは、お散歩・主従ウォークをマスターするところから始まり、基本の「マテ」「おすわり」のコマンドを教えるところからまず始めてみましょう。


主従ウォークは決して難しいものではありません。幾つかのポイントを覚えてそれをルーティン化してしまえばOKです。

詳しくは下の関連記事をどうぞ。

犬が要求していて吠えている場合の解決方法

犬がご飯やオヤツ、散歩など何かを要求して吠えている場合は、無視する、です。絶対に要求に答えてはいけません。一度でも要求に答えてしまうと、犬はすぐ「何か欲しい時は吠えればいい」と学習します。

飼い主さんにとっては苦痛かもしれませんが、とにかく無視です。この場合、背を向けると犬に「私はあなたを無視してるのよ」というのが伝わりやすくなります。背を向けるのがいまいちな場合や、耳元でずっと吠えられるのが辛い場合は、部屋を出たりしましょう。

家族でテレビを観てる時に吠える場合は、私をみて!と言ってたりする可能性大なので、吠え出したら、テレビがある部屋から出て一人にさせましょう。この場合、家族全員でやらないと意味がありません。

そして、無視したり、背を向けたり、部屋を出たりして、吠えるのが止まった場合は、すぐ犬のところに行って「いいこね!」と言ってオヤツをあげ褒めてあげましょう。

まとめ

無駄吠えには色々な理由があります。考えられる理由を推測してそれぞれの解決法や、基本のコマンド・ハンドシグナルを試してみて下さい。

そして、絶対に飼い主さんにして頂きたくないのは、犬に罰を与えない!という点です。
ショックカラーなどは即効性はあるかもしれませんが、メンタル的に大きなダメージを与え、結果的に更なる問題行動へと発展する可能性が大です。

一番大事なのは飼い主と愛犬との主従関係。そして、たくさんの散歩です。

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