犬のマナーベルトの簡単な作り方!ずれないマナーベルトを作ります!

犬のマナーベルト 出来上がり

我が家の愛犬ルーシーは女の子なので、お友達のおうちに行くときはマナーパンツを履いていますが、男の子のお友達が我が家に来るとき、「あっ、マナーベルト忘れちゃった」という事が多々あります。

特に私が住んでいるニュージーランド人は細かいことを気にしない人が多いので、そんなことは日常茶飯事です。

そんな時のために、お客さん用マナーベルトを作ることにしました。色々なサイズのお友達がいますのでSS/S/Mと型紙も作ってみましたので、ここでたくさんの写真とともに順を追って簡単な、そしてずれないマナーベルトの作り方をご紹介します!

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犬のマナーベルトがずれるのはなぜ?

まず、せっかく作ってもマナーベルトがずれてしまっては意味がありません。

多くの飼い主さんはマナーベルトが気づいたら全くおちんちんをカバーしてなかった・・・という経験をされたことがあるかもしれません。

なぜマナーベルトがずれるのか?

それはマナーベルトが立体的ではないからです。
立体的であることで犬の身体にフィットしワンコも嫌がらずに快適に着てくれるというわけです。

でも、立体的って難しそう・・・と思われたかもしれませんが、安心してください!簡単です!

ゴムを通してあげ、ちょっと一手間かけるだけで立体的に丸くなり、ワンコの腹部にぴったりの形状になります。

それでは、早速、材料と道具、作り方をご紹介します。

犬用 マナーベルト 材料と必要な道具

必要な道具は:
ミシン
ものさし
チャコペン
裁断バサミ
アイロン
ゴム通し針

材料:
2種類の布(1つはフラネル生地・もう1つはキルト生地)
ミシン用糸
ゴム(7mm幅を40cm程 Mサイズ用)
マジックテープ(7cm幅を20cm程 Mサイズ用)

犬用 マナーベルトの作り方

ここでは型紙Mサイズを使って作っていきます。ちなみにMサイズは中型犬(コッカプーなど)用です。マジックテープの幅が7cmと広いので、ある程度の調整はききます。

1.裁断

2種類の布を型紙に沿って裁断します。この際、型紙を一度まち針で止めてチャコペンで印をつけて、その後に型紙とまち針を取ってから裁断すると間違って型紙をハサミで切ってしまうということがなくなります。

この型紙は縫い代込みの型紙なので出来上がりサイズは縫い代分1cmほど小さくなります。

2.ミシンで縫う

犬のマナーベルトの簡単な作り方 端の処理

裁断した布を中表にして(表の柄同士を合わせて)まち針で止めて周りを縫います。この際に返し口(10cmほど)を開けておくのを忘れないようにチャコペンで印をつけておきましょう。

また、端の処理もジグザグでします。

3.表に返す

犬のマナーベルトの簡単な作り方 表に返す

縫わずに開けておいた返し口から布を表に返します。この際、定規を使ったり角の部分などはチャコペン(キャップが付いたまま)の先を使ったりすると綺麗に返せます。

その後にまち針をつけてアイロンを軽くかけます。

犬のマナーベルトの簡単な作り方 アイロンをかける

*キルト生地を選ばれた方は、2枚の布がずれないように後で放射線状に縫いますのでここでは何もしませんが、キルト生地でない方は一度表に返した後に周りを一周(返し口は残して)ぐるりと端から5mmくらいのところを縫って2枚の布がずれないようにします。

4.ゴム通しのラインを縫う

犬のマナーベルトの簡単な作り方 ゴム通しを縫う

型紙の18cmの部分の両サイドを表から縫います。(写真のように1枚の生地が赤など色がついている場合は糸の色を変えることを忘れずに)ここがゴム通し部分になります。

5.ゴムを通し縫い付ける

犬のマナーベルトの簡単な作り方 ゴムをつける

返し口から裏返します。
そして、ゴム通し針を使ってゴムを通します。なかなかゴムが上手く通らない時は菜ばしなどを使って一度トンネルのような空間を作ってあげると、ゴムが通りやすくなります。

犬のマナーベルトの簡単な作り方 ゴムが通りづらい時

ゴムが通ったら、片方を縫い代部分に縫い付けます。余分なゴムはハサミで切ります。
反対側はゴムが抜けないようにクリップまたは洗濯ばさみなどで留めておきましょう。

犬のマナーベルトの簡単な作り方 ゴムをつける

6.ギャザーを寄せる

洗濯ばさみで止めて置いた側のゴムを引っ張って丁度良いギャザーを寄せましょう。これを両サイド行います。(Mサイズの場合はギャザーを寄せた後は12cmほどの長さになっています。)

犬のマナーベルトの簡単な作り方 ギャザーを寄せる

返し口から生地を表に返したら、返し口を縫って閉じます。(写真のように1枚の生地が赤など色がついている場合は糸の色を変えることを忘れずに)

犬のマナーベルトの簡単な作り方 表に返す

この際にアイロンで縫い代部分をあてておくと縫いやすいかと思います。

7.マジックテープをつける

犬のマナーベルトの簡単な作り方 マジックテープの角を取る

マジックテープを(Mサイズの場合)7cm程の長さに切ったら、角を丸くはさみで切ります。取らなくてもいいかもしれませんが、丸いほうが可愛いです。

犬のマナーベルトの簡単な作り方 マジックテープをつける

マジックテープを縫い付けますが、表の端から1.5cmほどの部分にマジックテープのザラザラした側を縫い付け、内側にマジックテープのソフトな側を縫い付けます。

8.仕上げ

犬のマナーベルト 布がずれないように

キルト生地を使った場合は放射線状にキルトのラインにそって縫うと2枚の生地がずれませんし、見た目も可愛いです。

私はずっと前に作った自分のブログの名前が入ったタグがあったのでそれを縫い付けちゃいました。

犬のマナーベルトの簡単な作り方 マジックテープを正しくつける

また、色々なサイズを作る予定ですので、一目にサイズが分かるようにこれまたネームタグを作ったときにおまけで頂いたサイズタグもつけちゃいました。

犬のマナーベルト 出来上がり

マナーベルトの使い方

使用の際は、人間用の尿漏れパッドのようなものを使用します。私が購入したのは少々大きかったので裁断バサミで半分に切って、吸収剤がぽろぽろと出てきますので、ガムテープで止めましょう。

実際、男の子達はマナーベルトをしてても家の柱とかに足上げてチーしてましたので、尿漏れパッドは絶対付けた方がいいと思います。

まとめ

キルト生地を使ってゴムを通したことで立体的になりましたし、ゴムを中に入れ隠したことでワンコの肌にも優しい仕上がりになったと思います。

1メートルの生地で3サイズ(3つ)くらいのマナーベルトが作れますので経済的ですよ~。

ぜひぜひ、ご自分のお気に入りの柄の生地で作ってみてくださいね。分からない点はコメント欄からご質問ください。

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