ニュージーランドでM7.5の地震、スーパームーンとの関係?

2016年11月15日

出典:NZヘラルド

昨晩、2016年11月14日12:02AM(NZタイム)、南島のクライストチャーチ近郊のハンマースプリングから南東に20キロメートル離れたところを震源地とするマグニチュード7.5の大規模な地震がありました。

こんにちは、ラン(@kikispets)です。震源の深さは15kmと浅いため、被害が懸念されます。11月15日現在、まだ余震が続いているようです。今日はこの地震とスーパームーンの関係のお話です。

追記:GNS (地質学原子力科学機関)は今回の地震をマグニチュード7.5から7.8へと変更しました。

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被害状況

現時点では、2名死亡が確認されております。100年以上も前に建てられた歴史的家屋、エルムス家屋敷が完全崩壊し、住人1名が死亡。マウントライフォード地方の女性が避難中に心臓発作の為死亡。

カイコウラは食料供給路であるライフラインが切断されており、数多くの観光客が足止めされており、中国政府はヘリコプターでの観光客救出を手配したそうです。ウェリントン中心部ではビルなど大きな被害を受けた模様です。

Damage to the buildings on Wakefield Street, Wellington. #eqnz @NZStuff pic.twitter.com/AuFTmtLDsr

Nick Kingstone (@nkpnz) November 13, 2016

津波の心配はなし

地震対策本部は、ウェリントンとバンクス半島に出ていた津波警報を解除しましたので、津波の心配はこれでなくなりましたが、今後しばらくは海水のレベルが上がり、強い波が発生したりという危険もあるので、海岸沿いには近づかないようにという注意を促しています。

今回の地震の原因

ニュージーランド南島は太平洋プレート上にありますが、南島の北部(そして北島)は、オーストラリアプレート上にあります。今回の地震はちょうどこの2つのプレートの境界線上で起きたそうです。この2つのプレートがぶつかり合う動きによって、地殻にひずみがたまりそのひずみを解消しようと、オーストラリアプレートが太平洋プレートに乗り上げる形で地震が発生したということです。

参考:The Guardian

今回の地震とスーパームーンとの関係

実は、私今日のスーパームーンを楽しみにしていましたので、朝起きて地震のニュースを見てちょっとびっくりしたのです。常日頃から満月と引力の関係ってどうなのかな、と思っていたので。

スーパームーンって?

まず、スーパームーンとは?ですが、天文学の正式な用語ではないそうで、実は定義もはっきりしていないそうですが、私達一般の素人が理解するレベルでは「とても大きな満月」という意味でよさそうです。

そして、2016年11月14日は、今年の満月の中で最も大きく見えるそうです。

実際の空で比べることはできませんが、今年最小の満月(4月22日)と並べて比較するとその違いははっきりわかるそうです。

月が地球に最も近づく位置(近地点)や最も遠ざかる位置(遠地点)での距離は毎回異なります。11月14日は月が20時21分に近地点(地心距離 約35万6千キロメートル)を通過し、南中時刻の少し前の22時52分に満月となります。満月の瞬間の月の視直径は約33分30秒角で、これが今年最も大きく見える満月です。

写真・文  出典:国立天文台

スーパームーンと地震の関係

こんなに近づくのは68年ぶりとのことで、やはりスーパームーンと地震って関係があるのかな。。。と思い、調べてみたところ、東京大学の地震科学研究グループが興味深い研究結果を「ネイチャー」に発表したというニュースを発見。

今年9月、東京大学地震科学研究グループの井出哲教授らが、「巨大地震は、潮の満ち引きの原因となる月の引力が強くはたらく時に発生しやすくなる」という研究結果を英科学誌『ネイチャー』のオンライン版に発表した。同チームは、マグニチュード5.5前後の地震1万件以上と、潮の満ち引きを起こす力のデータを分析。すると、高潮の力がはたらいているときにM5.5クラスの地震が始まると、M8かそれ以上の巨大地震に発展するケースが多いことがわかったという。

引用:Newsweek Japan

記憶にまだ新しい2011年3月11日東日本大震災の時はどうだったかと調べてみると、2011年3月19日がスーパームーンでした。8日の差はありますが、近いですよね。

ニュージーランドの地震学者であり、GNS(Geological and Nuclear Sciences)地質学原子力科学機関で働くDr John Ristauは、「月の引力によって起こる潮波が発生する時に地殻にひずみが溜まっていればひずみが最大限になるのは自然のメカニズムの1つである。つまり、もし、ひずみが溜まっていていつそれが爆発するかも知れない状態の時にスーパームーンが相成れば、それが地震発生要因の1つとなる可能性は十分あります。」と言ってます。なるほど、スーパームーンが直接の原因ではなくて、引き金になるということですね。参考:Newshub

地震時に青い光が!

地震時に奇妙な青い光が目撃されたそうですが、それは専門家によると説明は簡単!だそうです。

先に出てきたDr Ristauによると、「フォルトラインがありそこにひずみが溜まると、実際にプレート岩盤には液が溜まります。これらの液は、プラズマのようなもので実際にこの液体には電流が走っています。ひずみが溜まり続け最大限に達した時に磁気エネルギーが発生し、雷の時のいなずまのようなものが地上に発生します。」

参考:Newshub

すごく分かりやすい説明で、自然の怖さと神秘さを垣間見た瞬間です。

ニュージーランドの地震と日本

今回の地震で思い出すのが、2011年2月22日に起きたクライストチャーチのM6.3の巨大地震です。185人死亡300人以上が負傷し、多くの日本人留学生が被害に合いました。 この地震の約1ヶ月後、2011年3月11日東日本大震災が起こりました。

そして、2016年2月15日にクライストチャーチでM5.7の地震が発生。こちらは大きな被害はありませんでしたが、2016年4月14日にM6.5の熊本地震が起こりました。

そのことから、ニュージーランドの地震と日本の地震に関連性があるということがよく聞かれますが、どうなんでしょう?ちょっとオカルト的な感じもしますが、実際、日本とニュージーランドは、今回の地震の原因となった太平洋プレートという大きなプレートがありますので、詳しいことは分かりませんが2つの国は同じプレートのそばにあるためということなのかもしれませんね。

まとめ

備えあれば憂いなしに限ると思います。私はオークランドに住んでいますが、今回の地震、全く揺れを感じませんでしたが、ニュージーランド全土が実際揺れたとのこと。オークランドは殆ど地震が起きない場所なのですが、(オークランド在19年の間、1回だけ小さい地震を経験しました。)ニュージーランド自体がいわゆる火山国なのですから、私も早速地震に備えたいと思います。

最後に、被災地の早い復興を祈りたいと思います。それでは、また。

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