犬の登録について 犬の登録で必要なものと費用

2016年4月4日

お散歩をする犬

犬を飼い始めると犬グッズを買ったり、家の中を犬仕様にしたり、犬のトイレトレーニング等で多忙になるかと思いますが、忘れてはいけないのが犬の登録です。

こんにちは、ラン(@kikispets)です。
今日は、犬の登録は法律で定められているのか?犬の登録に必要なもの・費用、そして私が住んでいるニュージーランドの犬の登録事情やその費用についてのお話です。

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犬の登録は法律で定められている?

犬の登録はずばり「必要」です。これは法律で定められています。厚生労働省のサイトからの引用です。

<犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務>

犬の飼い主には、
(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること

が法律により義務付けられています。

この登録や注射の義務を怠ると罰金20万円か科料の罰則があります。

 犬を飼い始めたらまず最寄の役場で登録して鑑札を発行ししてもらおう!

自分の犬が生後90日を過ぎていたらすぐに各市町村に行って犬の登録をしましょう。

市によっては受け付けてくれる課の名前が違いますので、まずは最寄の役場の受付で、「犬の登録をしたいのですが。。。」と申し出ます。そして、登録をすると人間の住民票にあたるようなものが作成され「鑑札」が発行されます。

犬の鑑札ってどんなの?

平成19年から各市町村において、国から決められたポイントさえ押さえていれば各市町村で自由にデザインしてよいということになりました。

なので、各市町村によって丸かったり犬の顔の形をしてたりとそれぞれ市町村によってデザインが違います。こちら↓はちなみに東京都文京区のです。

犬の鑑札

出典:厚生労働省

犬の登録は生涯のうち1度だけです。
犬鑑札を紛失したり、登録事項に変更があったりした場合は、役場に連絡します。

引越しなどで他市町村へ転出した場合は、新住所地の役場へ以前の役場で発行された「鑑札」を持参して届出ることにより、新住所地の「鑑札」が無償で交付されます。(これは市によって違うかもしれませんので、役場で確認してからお出かけ下さいね。)

狂犬病予防注射をして登録

飼い犬には、毎年1回、狂犬病予防注射を受けさせなければならないということは犬の健康診断は何歳から?費用は?血液検査って必要?でも述べたように法律で決まっています。

狂犬病予防法

第五条 犬の所有者(所有者以外の者が管理する場合には、その者。以下同じ。)は、その犬について、厚生労働省令の定めるところにより、狂犬病の予防注射を毎年一回受けさせなければならない。 引用:厚生労働省

狂犬病予防注射は動物病院で行いますので、家から近めの信頼できる獣医さんをまずみつけましょう。この時に初めての健康診断も一緒に済ませることが出来ます。

一度登録をすると、保健福祉センターから登録されている犬の飼い主の方に郵送で翌年「そろそろ次回の予防接種ですよー。」とお知らせが届きます。
集合注射が行われる地域もありますので、値段も少し安いかもしれませんので、まず町役場で聞いてみてもいいかもしれませんね。

そして、注射後にこのような↓「注射済票」という金属プレートが交付されます。これも市町村区によってデザインが変わってきます。

狂犬病予防注射済 タグ
出典:厚生労働省

犬の登録費用は?

犬の生涯で1回の登録費用は鑑札交付手数料は3,000円です。 紛失等をした場合は、再交付手数料が1,600円とられます。

そして、毎年1回の狂犬病予防注射と注射済票手数料は550円です。また、 紛失等などをした場合は再交付手数料の340円がとられます。

私の調べたところ2016年現在では、費用は全国で同じみたいですが、今後それぞれの値段は変更されるかもしれませんので最寄の役場でご確認下さいね。

犬の鑑札と狂犬病注射済票 2つを付けてお散歩しよう!

交付された鑑札と狂犬病注射済票の2つは必ず首輪に付けてお散歩してください。また、散歩などの途中での紛失を考えて、念のため登録番号は控えておきましょう。

(ルーシーが住むオークランド・ニュージーランドの鑑札です。丸札とストラップタイプのどちらかが選べ毎年色が変わります。毎年の登録です!)

ニュージーランドの犬の鑑札

鑑札は、もし迷子になった時にマイクロチップなどがない場合、確実にワンちゃんを飼い主の元に戻すことができるという利点があります。

犬のマイクロチップについては 犬にマイクロチップ入れてますか?デメリットは?登録費用は?をどうぞ♪

また、狂犬病注射済票を装着していない場合、都道府県等の狂犬病予防員が、狂犬病の蔓延を防ぐため保健所などに彼らの権限で抑留するということもありえます。なので、自分の愛するワンちゃんが保健所に一時でも行くようなことにならないように、しっかり首輪の部分に狂犬病注射済票をつけておきましょう。

ニュージーランドの犬の登録事情

狂犬病についてですが、ニュージーランドは日本と同じ狂犬病の清浄国なので、狂犬病予防注射はコアワクチンではないのですが、日本と違うのは狂犬病注射を法律では定めていないという点です。ニュージーランド国が国境でのコントロールに力を入れている為(犬をニュージーランドに入国させる場合は1週間ほど隔離されますが、日本はそういう制度はありません)、 狂犬病注射をする義務はありません。狂犬病予防注射も飼い主と獣医のアドバイスなどに一任されています。

また、都道府県での犬の登録は日本と同じですが、一番違うところはなんと毎年登録しなくてはいけないという点です。

ニュージーランド(オークランド)の犬の登録申請書

市の狙いとしては、税金を課すことで犬の飼い主にも責任が出てくるからという考えでしょう。

また、気楽に犬のプレゼントなどであげたりもらったりして、挙句捨ててしまうなどの件数を少数に抑えることも出来ているのかもしれません。

犬を飼うということはどういうことか??という事を税金があることによって人間達は買う前にじっくり考えることになります。

なぜなら、決して安くはないからです。オークランド市では年間犬一匹小型犬の場合$100です。日本円にすると7400円です。(2016年現在)これが大型犬だと更に高くなりますし、2匹3匹と頭数が増えるにつれ値段も上がっていきます。これが毎年です。

ニュージーランド(オークランド)の犬の登録費

日本におけるペット飼育放棄と遺棄の現状を私も動物を愛するものとしてとても懸念しています。毎年の税金とすることで最初のうちは拒否反応があるかもしれませんが、今の動物遺棄の現状を改善するにはこういった対策も必要かもしれません。

追記:オークランド市のパンフレットによると、この税金は主に下記のようなことに使われているそうです。(2016年7月時点)

  • 犬関連のトラブルに24時間対応
  • ビーチや公園のパトロール
  • アニマルシェルター&里親探し
  • 子供達に犬に関する知識を教える
  • 犬関連の人間同士の紛争解決
  • 迷子犬の保護と飼い主への通知

まとめ

オークランドの犬の登録費用は毎年発生しますが、実際オークランドの街中は、犬の為のゴミ箱、サイン、無料ドッグラン公園、無料のうんち袋の設置などドッグフレンドリーだなと感じます。

日本で最近問題になっている多頭飼育崩壊という問題を防ぐためにも毎年の登録費というのも1つの案かもしれませんね。

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