犬の膿皮症とは?膿皮症の原因・薬、シャンプーでの治療法

2016年9月23日

愛犬ルーシーがアトピー性皮膚炎を患っているお話しの中で何度となくアトピー性皮膚炎の疾患の1つ、「膿皮症」という病気にふれてきましたが、一度も詳しく突っ込んでお話したことがありませんでした。

こんにちは、ラン(@kikispets)です。
愛犬ルーシーは、アトピー性皮膚炎の診断を受けてから過去何度なく膿皮症を発症しました。あまり聞きなれない病名でしたので、私なりに犬の膿皮症とは何なのか?と色々調べてみましたので、今日は膿皮症の原因、膿皮症の際に処方される薬、薬による副作用はあるのか?そして膿皮症を発症した際のシャンプーによる対処法のお話をしたいと思います。

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犬の膿皮症とは?膿皮症の原因

私達の身の回り、実は菌で溢れていてありとあらゆるものに菌はついています。しかし、ある程度健康な人や動物の皮膚は、もともとバリア機能というものが備わっていますので菌が増殖したりその菌によって体調が悪くなったりすることはありません。

しかし、アトピー性皮膚炎の犬の場合、免疫力が低下している上に皮膚のバリア機能が弱くなっていますので、皮膚層下に細菌が侵入、そして増殖し皮膚が化膿したりします。この皮膚疾患を総称して膿皮症と言います。

主な原因菌は黄色ブドウ球菌で、この菌はどの犬の皮膚上にも存在し、そしてどんな場所にでも存在する菌ですが、環境や気候(高温多湿など)の要因が絡み、そしてアトピー性皮膚炎などを患っている犬は皮膚のバリア機能が低下し菌が進入しやすくなり、その後化膿し膿皮症になります。

 犬の膿皮症の症状は?

犬の皮膚は何層かに分かれており、表皮→毛包→真皮・皮下組織となっており、感染の進行度によって、表面性(皮膚の表面に病変が見られるもの)、表在性(毛包に生じるもの)、深在性(感染が皮膚の更に深いところ・真皮と呼ばれるところに及ぶもの)と3分類されます。

出典:トリマーのためのベーシックハンドブック(ペットライフ社)

表面性膿皮症

表面性膿皮症の症状は、フケが多かったり、ニキビのようブツブツが見受けられます。ニキビの中心部は膿が溜まっておりその周りは薄黄色をしてます。

こんな↓感じ。ルーシーが膿皮症を発症した時の写真です。

表在性膿皮症

表在性膿皮症は、肉眼では表面性の膿皮症と同じように見えますが、この段階では毛包が炎症で壊されているので毛が抜けてきます。円形のような形で全体的に皮膚が黒ずんで、円形の周りにフケのようなものがついています。

深在性膿皮症

深在性膿皮症の段階になると痒みもひどくなり、化膿した部分がかさぶたのようになり、皮膚も炎症を繰り返している為、象のような硬化した皮膚になり発熱や痛みを伴う場合もあります。

 膿皮症はどんな犬種がかかるの?

ルーシーのようにアレルギーやアトピー性皮膚炎を患っていて免疫力が低下して皮膚のバリア機能が働いていない犬や、もともと生まれつき皮膚の弱い犬がかかりやすい傾向にあります。

膿皮症は、湿度がある環境で繁殖しやすくなりますので、パグやブルドッグのように顔にヒダがある犬種は、そのヒダの部分がどうしても密封状態になり膿皮症が発症しやすいです。

Photo by hannah k

犬の膿皮症の一般的治療法

犬の膿皮症の一般的な治療法は下記の通りです。

  •  抗生物質
  • 薬用シャンプー
  • ステロイド軟膏

抗生物質

獣医さんに膿皮症と診断され、抗生物質が処方され飲み始めたら決められた期間はきちんと服用しなければいけません。見た目良くなったからといって途中で服用を止めると却って悪化することがあります。

ルーシーにも抗生物質が投与され服用したところ副作用が出ました。下の方にその時の様子を書いてみました。

薬用シャンプー

膿皮症の細菌の消毒には最低クロルヘキシジンが2%必要とされていますので、通常はクロルヘキシジン2%のマラセブシャンプーが一番効果が期待出来ますが、化膿して傷状態になっている患部には刺激が強すぎるかもしれませんので、愛犬の患部の状態を見てクロルヘキシジン0.5%のノルバサンシャンプーにするかどうか判断しましょう。

(マラセブシャンプーは名前はマラセブですが、ブドウ球菌(膿皮症)にもマラセブ菌にもクロルヘキシジンが使用されます)

シャンプーは何度がすることにより作用を発揮しますので、2週間ほど続ける必要があり、シャンプーの使い方で注意する点は、シャンプーを犬の体全体に浸透させたら10ほど置いてからお湯できれいに流します。

実際にルーシーが膿皮症を発症した時にシャンプーをした様子を犬のアトピー性皮膚炎 薬に頼らない管理方法でお話してます。

ステロイド軟膏

膿皮症の患部に1日2回塗ります。かさぶた状になっている患部の場合は、かさぶたを取り除いてからクリームを塗ります。ルーシーはこのクリーム何本も使用しましたが、そのうち全く効かなくなりました。その時のお話は、犬の膿皮症 薬で治す?ラベンダー精油で治す?手作りアロマレシピをご紹介! でしていますので、もし良かったら読んでみて下さいね。

 犬の膿皮症に抗生物質を投与 副作用が出た・・・

ルーシーが膿皮症と診断され抗生物質が処方され服用させましたが、副作用が出ました。(獣医の指示通りに服用させました。)

2016年4月20日
膿皮症のようなホットスポット(ブツブツ)が体中に出来たので獣医さんに連れて行く。
Neosootheというステロイド抗炎症剤軟膏と抗生物質セファレキシン200mg1週間分が処方される。 

4月26日
ルーシー、下痢になったので抗生物質とともにプロバイオティックスをあげる。 

4月27日
最後の抗生物質をあげる。午後にルーシーの元気が全くなくなっていることに気付く。ハウスから全く出てこず食欲も一切なくなり夕ご飯も食べず、大好きなオヤツにも全く興味を示さない。
冷たい甘いアイスキャンディーをあげたところ、ぺろぺろ舐めてくれたので少しホッとする。 

4月28日
まだ元気がないが朝ごはんを食べてくれたので、様子をみることにする。一日中ハウスで寝ている。 

4月29日
元気が戻ったようだか、ハウスにいる時間が長く、目に生気が全くない。とりあえず、食欲はあるので安心。 

4月30日
ルーシー、完全復活。食欲もあり目に生気が戻り、ハウスを出てオモチャで遊んだ。

 薬に頼らない犬の膿皮症の治療法を試したところ治った!

ルーシーが元気なかった3日間は本当に本当に心配しました。
もう2度とこんな目にはあわせないぞ!と誓い、抗生物質やステロイドクリームに頼らない膿皮症の治療法をリサーチし、ルーシーに合った方法をみつけました!犬の膿皮症 薬で治す?ラベンダー精油で治す?手作りアロマレシピをご紹介! でご紹介していますのでご興味のある方はぜひどうぞ。

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