犬のその痒みはアトピー性皮膚炎?湿疹?アレルギー?アトピーの症状・原因・治療法について

2016年7月7日

興味津々の愛犬ルーシー

7月は、私の愛犬ルーシーにとってはせっかくのお誕生日月なのにアトピーが悪化する季節です。

今回は、犬のアトピー性皮膚炎とは?アレルギーとアトピーの違いは?そして、アトピー性皮膚炎の症状、原因、治療法、湿疹との違いについて素人でも分かりやすいように私なりにまとめてみましたのでご参考になれば幸いです。

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アトピーとは?アトピー性皮膚炎とは?湿疹との違い

まずは、アトピーとは何か?ですが、アトピーの語源は、ギリシャ語の「atopos(アトポス)」が由来しており、「奇妙な・未知な・とらえどころがない」という意味を持っています。

まさしくその名の通り、アトピー性皮膚炎は複雑に様々な要因が絡まって発症する病気です。

犬のアトピー性皮膚炎の症状

犬のアトピー性皮膚炎は0歳から3歳の間に発症することが多く、炎症・痒みを伴い耳・足・口の周り・目の周りなどをしきりに舐めたり嚙んだり引っ掻いたり、カーペットなどに体をこすったりするようになります。(ルーシーも1歳未満で発症)

アトピー性皮膚炎の犬は免疫力と皮膚のバリア機能が低下しているので、アレルゲンが進入しやすくなって炎症を起こしやすくなっている上に、犬が指の間を嚙んだり、耳や目、体を引っ掻いたりすることで結膜炎・外耳炎・指間炎・膿皮症などの2次的合併症を起こします。

アトピー性皮膚炎と湿疹との違い

乾燥肌=アトピー性皮膚炎ではありませんので注意が必要です。シャンプーが合わない、または頻繁にシャンプーし過ぎたことが原因で犬の皮膚が乾燥状態になり湿疹が出てしまい、痒くなりかきむしってしまっているという場合も少なくありません。

まずは、シャンプーを変えてモイスチャライザーなどをつけてあげてみて、それでも改善がみられない場合は獣医さんに診断を仰ぎましょう。

(2次的合併症を防ぐ為に目や耳を引っかかないようにエリザベスカラーをルーシーに着用。ルーシー2歳。)

エリザベスカラー着用の愛犬ルーシー

アレルギーとアトピーの違いは?

アレルギーとアトピーってどう違うの?って思われませんでしたか?私はなぜ呼び方が違うのだろう??と思ってしまい、調べてみました。

大雑把に説明すると、アトピーとは犬の代表的なアレルギー疾患の一つで、アレルギーは原因がはっきりと判別出来る場合に使われ、原因不明の症状が出た時にアトピーと言われます。

では、アトピーとアレルギーの概念の違いを詳しく説明します。

犬のアトピー

アトピーと診断される場合は、血液中のIGE抗体の値が高く、アトピーと診断されたワンちゃに必ずしもアレルギーの症状が出るとは限りませんが、アトピーと診断される犬は遺伝的に花粉症・アトピー性皮膚炎・湿疹・特定な食物アレルギーを持っている傾向にあり、多くの原因が組み合わさって発症します。

犬のアレルギー

アレルギーとは、人間にしろ動物にしろ免疫システムが過剰に反応しているということが原因です。この免疫システムは本来ならばウィルスや細菌・病原菌などから私達やワンちゃんの体を守るようにデザインされているわけですが、何か(遺伝的要素など)が原因でこの免疫システムが本来は無害なもの(花粉・食べ物・動物の毛など)に対して過剰に反応してしまった時にアレルギー反応が起こるわけです。

ですから、アレルギーの場合、そのアレルギーの原因物質を除去することでアレルギー反応を避けることが出来ます。例えば、コーンや穀物にアレルギーがある場合は、それらを食べなければ良いわけです。

食べ物のアレルギーがないか判断するため除去食法

ルーシーもまず最初に食べ物のアレルギーを考え、除去食という方法をしました。

除去食とは、一番アレルギー要因が少なさそうな新奇タンパク(鹿肉・カンガルー肉・馬肉などルーシーには鹿肉をあげました)とお水以外は絶対に与えないという方法でこれを2ヶ月間続けました。

結果は、以前よりはマシな様な気がする。という程度で依然として時々体を引っ掻いてました。

芝生などがあるところに行くとひどいような気もしましたが、家の中でもひどい時はひどく原因がはっきりとしませんでした。

(↓眼が腫れあがり、しきりにかきむしっていた頃。可哀想に。。。痛々しい。1歳頃)

目が腫れている愛犬ルーシー

除去食をしても痒みが完全に治らない(以前よりはマシだが)、ということは、ルーシーは食べ物のアレルギーもあるが、他の要因(芝生?花粉?ハウスダスト?)もあり、原因がはっきり判別できない為アトピーだという診断が下ったわけです。

悪化はしてないので鹿肉に対してアレルギーがないのは確実です。また、ノミの駆除はちゃんとしてるので、ノミが原因という可能性はないです。

食べ物のアレルギー、そして、ノミや細菌などが原因でないかどうかを完全に見極めることがとても大事なポイントです。なぜなら、これらが原因の場合は基本的にきちんとした治療を受ければ痒みも治まり、引っ掻かなくなり皮膚炎も治るからです。

決して自分でアトピー性皮膚炎だと決めずに、獣医さんにきちんと診断して頂きましょう。

犬のアトピー性皮膚炎の原因は?

犬のアトピー性皮膚炎は、上記に述べたように複雑に様々な要因が絡まって発症する病気です。

私も理解するには時間がかかり色々と勉強していたところ、とても分かりやすく説明してくれている獣医さんのサイトがありましたので、それを引用させて頂きます。

アトピー性皮膚は、様々な要因が絡み合って初めて発症します。

  • アレルギーの原因物質(アレルゲン)が存在
  • 皮膚のバリア機能(防御力)の低下 → アレルゲンが侵入
  • 侵入したアレルゲンに体が異常な反応を示す(アレルギー体質)

どれが欠けても、つまりどれかが防げれば、アトピー性皮膚炎は発症しません。ただ、どれも解決することが困難なため、治療も難しいというわけです。

引用:本郷どうぶつ病院

獣医さんの「どれかが防げればアトピー性皮膚炎は発症しない。」という言葉を読んで少し光が見えてきた気がしました。

まとめ

アトピーは犬の代表的なアレルギー疾患の一つで、アレルギーの名称は原因がはっきりと判別出来る場合に使われ、原因不明の症状が出た時にアトピーと言われる。

食べ物やノミなどが原因の場合は、そのアレルギーの原因を取り除けば治りますので、アトピーだ!と決め付けずに、まずは除去食、ノミの駆除をしてそれでも改善しない場合は獣医さんの指示を仰ぎましょう。

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