犬のアトピー性皮膚炎 薬に頼らない管理方法

2016年7月11日


前回、アトピー性皮膚炎の一般的治療法についてお話しましたが、どれも副作用がひどかったり、新薬の為将来的な副作用が未知数であるため、私はルーシーの治療法としては採用しませんでした。

こんにちは、ラン(@kikispets)です。

今日は、何とか薬に頼らずに愛犬のアトピー性皮膚炎を治せないか?と思い、色々調べてみましたので、犬のアトピー性皮膚炎の管理方法として、シャンプーや除菌、保湿についておウチで出来る方法をご紹介します!

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犬のアトピー性皮膚炎 薬に頼らない管理方法

薬に頼らない方法を探し、やっと納得のいく方法にたどりつきましたが、アトピーは季節的なものもあるのでまだはっきりとしたことは分かりません。とりあえず今現在ルーシーの症状は落ち着いていますので、今アトピー性皮膚炎で苦しんでいるワンコや飼い主の方の少しでもご参考になればと思いますので、薬に頼らない方法をご紹介します。

まずは、アトピー性皮膚炎の原因アレルギーについてのお話です。

アレルギーの原因物質(アレルゲン)が存在

アレルゲンは、食べ物・花粉・ハウスダストマイト・猫の毛・芝生等々です。これを無くせばアトピー性皮膚炎は起こらないわけですが、実際にそんなことが出来るでしょうか?

食べ物は除去食法で見極めることができますが、花粉やダスト等を避けて生活することなんて無理ですよね。。。

獣医さんにルーシーにアレルギー検査を受けさせたいと言ったところ、獣医さんが「受ける検査のアレルギー項目に、実際のルーシーのアレルギー原因物質が無ければ意味がない。」と言ったので、私は一度もルーシーにアレルギー検査はしませんでした。では、私に出来ることって何でしょう?

アレルギー原因となりそうなものは出来るだけ取り除く!

まず、除去食をし食べ物のアレルギーがないか見極めます。低分子プロテインフードに切り替えたりするのもよいかもしれません。

除去食:除去食とは、一番アレルギー要因が少なさそうな新奇タンパク(鹿肉・カンガルー肉・馬肉などルーシーには鹿肉をあげました)とお水以外は2ヶ月間絶対に与えず食物アレルギーの有無を判断する方法です。

ルーシーには獣医さんで購入した低分子プロテインフード(ドライフード)を一年近く食べさせましたが、悪くはもちろんなりませんでしたが、改善はしませんでした。しかし、食べ物にアレルギーがあるかどうかを見極めるのにはとても有効な方法です。これで劇的に改善した場合は食べ物にアレルギーがあることになりますが、ルーシーの場合は悪くもなく改善もなくという感じでしたので環境的なものが原因だろうということになりました。

アレルギーの子は、何にでもアレルギーになりやすいので、なるべくアレルギー発症の引き金にならないような新奇プロテインの鹿肉のZiwiPeakのドッグフードと生肉に切り替えました。ZiwiPeakについては下の方に詳しく書いてあります。

そして、散歩に行く前は洋服を着せ、帰ってきたら洋服を脱がせ花粉やダストを落とすようにブラッシングをし、足や肉球の間を除菌。

そして週に1回ほどシャンプーすることでアレルギーの原因物質をある程度取り除くことが出来ると思います。 

皮膚のバリア機能の低下 → アレルゲンや細菌が侵入

皮膚のバリア機能がないことが原因で、ルーシーは何度と無く膿皮症にかかっています。
一番かかりやすい細菌が黄色ブドウ球菌で、これ自体は外に行けば草むらや泥の中に普通に存在していて、健康な皮膚状態の犬であれば全く問題にならない菌ですが、アトピー性皮膚炎の犬は、皮膚のバリア機能が低下しているため、この菌は皮膚層下に入り込み悪さをするわけです。

にきびのようなものが出来、特に湿気が多くそんなに寒くない時季は細菌が増殖しやいのであっと言う間に赤いぶつぶつが体全体に広がります。これを膿皮症と言います。

除菌と保湿

皮膚の健康な機能の回復には、除菌と保湿につきると思います。
私の除菌方法は、除菌シャンプー、ニンニク風呂、そして電解次亜水による除菌という方法をルーシーの肌の状態や膿皮症の症状が出てきているかどうかを見てしています。

犬の除菌シャンプー・ノルバサンサージカルスクラブで除菌

除菌シャンプーですが、細菌の消毒には最低クロルヘキシジンが2%必要とされているので、ただのノルバサンシャンプーはクロルヘキシジンが0.5%しか入ってませんので、ノルバサンサージカルスクラブというものが、クロルヘキシジン2%なので効果が期待できます。

ただ、こちらは業務用の3.78Lしか市販されていないようですので、他のもので2%入ってるのはシャンプーは、クロルヘキシジンは2%配合のマラセブシャンプーです。(ただし、化膿して傷状態になっている患部には刺激が強すぎるかもしれませんので、愛犬の患部の状態を見て2%のマラセブシャンプーにするか、クロルヘキシジン0.5%のノルバサンシャンプーにするかどうか判断しましょう。)

ニュージーランドでは、このノルバサンサージカルスクラブが手に入らなかったので、クロルヘキシジン3%のPyoderm S Shampooというのを購入しました。

3%だと強すぎるかなーと思ったのですが、長期で使え保湿効果もあるということです。このシャンプーは薬用ですのでルーシーが膿皮症を体全体に発症した時に使用します。

ニュージーランドにお住まいの方の為に購入先のリンクを貼っておきます。主に処方箋が必要な薬などを販売している獣医さんですが、このシャンプーは処方箋なしで購入出来ます。
ニュージーランドでの購入先:Willowbark Vet

犬の膿皮症 ラベンダー精油で治そう!

膿皮症がまだそんなに体全体に広がってはおらず数箇所だけという場合は、シャンプーではなく痒み止め、抗菌、抗炎症、鎮静作用があるラベンダー精油を希釈したものを使ってみましょう!ルーシーはラベンダー精油のお陰で膿皮症が完治しました!

精油の希釈の割合など詳しくは犬の膿皮症 薬で治す?ラベンダー精油で治す?手作りアロマレシピをご紹介!をどうぞ。

ニンニク風呂

ルーシーが膿皮症を発症していない時は、週1でニンニク風呂です。
ニンニク風呂なんて効くの?と思われるかもしれません。実際医学的データもありませんし、実際にブドウ球菌を殺してくれるのかは分かりませんが、ニンニクは殺菌効果が高いということです。実際ニンニク風呂に入れた後ルーシーの毛はフサフサ、そして私の手もツルツルなのでとりあえず大満足です。ニンニクの臭いも残りません。

ニンニク風呂については 犬のアトピー性皮膚炎 にんにく風呂 をどうぞ。

保湿

そして、シャンプー後ルーシーの肌がすっかり乾ききる前に、セラミド液とラベンダー精油を精製水に混ぜたものを保湿剤として肌につけて潤いをうながします。

保湿剤のレシピは、犬の膿皮症 薬で治す?ラベンダー精油で治す?手作りアロマレシピをご紹介! をどうぞ☆

侵入したアレルゲンに体が異常な反応を示す(アレルギー体質)

アレルギー体質は遺伝的なものでどうしようもありません。体質改善を試みるのみです。

アトピー性皮膚炎の一般的治療法の中で根治が見込めるのは、減感作療法インターフェロン療法になりますが、私個人の考えとしては、減感作療法はアナフィラキーショックが怖いんですよね。。。インターフェロン療法にいたってはニュージーランドには上陸してませんので問題外です。

薬に頼らず愛犬のアトピー性皮膚炎対策

薬になるべく頼らずルーシーのアトピー性皮膚炎を治したい!と思い色々調べてみて納得の出来るものをいくつかご紹介します。

腸内環境の改善・・・プロバイオティクス

犬も人間と同じで腸内環境が整っていないと免疫力が落ち、アレルギーを発症しやすくなります。免疫系に深く関係している小腸に留まるビフィズス菌などが入ったプロバイオティクスを与え、善玉菌を増やすことを目指します。

肌のバリア機能の強化・・・脂肪酸

巷では犬の体質改善サプリなど色々と出回っていますが、効果が期待できるのは脂肪酸(Omega3)です。
欧米などで沢山の臨床試験が行なわれ、脂肪酸は皮膚の炎症を抑え、皮膚のバリア機能を改善する。ということが獣医学会で認められ報告されているそうです

オメガ3を購入する際に心配なのが、酸化です。酸化した油ほど怖いものはありませんので、購入する際は注意が必要です。

↓こちらは、マグロの眼の周りからの特別な低温抽出方法で天然のビタミンD/Eの働きで透明でにおいが少ないオメガ3だそうで、なんと!常温で3年間も保存が可能だそう!酸化しにくいオメガ3は試してみる価値は十分にあるかと思います。

質の良いドッグフード&オヤツ

どんなに脂肪酸やプロバイオティクスをあげケアをしてあげてもドッグフードが添加物だらけのジャンクフードでは意味がありませんので、ドッグフード選びには時間をかけました。

結果、私達は新奇プロテインである鹿肉を選びました。生肉については、こちら 犬のアトピー性皮膚炎改善の為に生肉を2年あげてみた!をどうぞ☆生肉を実際ルーシーに2年間あげてみての感想を書いてます。

ペットホテルや誰かに預ける際は、(生肉では色々と不都合が出ると思いますので。)ZiwiPeakの缶とエアドライ(熱処理していない)フードをあげるようにしています。

食いつきはバッチリです!栄養価もZiwiPeakは92%が生肉・内臓・グリーンマッスルで添加物やフィラーと呼ばれるボリュームを出すためだけに入れられている炭水化物などは一切入っていませんので、安心してあげています。

オヤツもニュージーランド産の鹿のお肉を乾燥したZIWIPeakのものをあげています。
スーパーで売っている安価なものは添加物がたくさん入っているものが多いですので、原材料内容がパッと見てすぐ分かるものを選ぶのがコツです。

まとめ

愛犬ルーシーのアトピー性皮膚炎を薬に一切頼らず改善する為に下記のことをしています。

  1. アレルギー原因物質は出来るだけ取り除く。
  2. 除菌と保湿。→ペットの除菌・消臭に電解次亜水  犬の膿皮症 薬で治す?ラベンダー精油で治す?手作りアロマレシピをご紹介!
  3. 体質改善。生肉と質の良いドッグフード。→犬のアトピー性皮膚炎改善の為に生肉を2年あげてみた!

を実効し、とりあえずステロイド断ちが出来ました。(2018年2月現在もステロイドに頼っていません。)これからもルーシーのクオリティオブライフ QOL(生活の質)を第一にアトピーの治療・管理に努めていきたいと思います。

関連記事:犬の膿皮症 薬で治す?ラベンダー精油で治す?手作りアロマレシピをご紹介!

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