犬の白内障 目薬は効果ある?手術?サプリ?何が効果的か徹底調査

初期の白内障

以前から、愛犬ルーシーの目が少し白く濁っているかも?と思っていたのです。

こんにちはKikispetsです。

先日私の愛犬ルーシーが初期の白内障と診断されました。。。かなりショックなのですが、落ち込んでいても仕方がない!犬が頼れるのは飼い主だけ!ですよね。

「白内障」はよく聞く病名ですが、一体どんな病気なのでしょうか?そして、飼い主さんはどんな治療法を選べば良いのでしょうか?

ここでは、犬の白内障の進行を遅らせるにはどうしたらよいか?犬の白内障の原因・症状、そして治療方法の1つである目薬は果たして効果があるのか?または、手術をするべきなのか?など、犬の白内障について徹底的に調べた内容をご紹介します。

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犬の白内障の原因

白内障は、眼球の水晶体=カメラのレンズのように焦点を当てることによってクリアに見ることが出来る機能を持った透明な部分が、何らかの影響で白く濁ってくる病気です。

遺伝的要因

犬の白内障の主な原因は、遺伝的要因によるもので先天性白内障と言われます。

シーズー・ビーグル・プードル・コッカースパニエル・シベリアンハスキー・ヨークシャテリアなどの犬種によくみられます。

先天性白内障は、若い時期1歳から5歳の間に発症します。

加齢・紫外線

加齢が原因の場合の白内障は、ゆっくりと進行します。

人間の白内障の一番の原因は、紫外線と言われていますが、犬にとっても同じで、高齢で発症する場合は紫外線が原因と考えられています。

糖尿病

糖尿病が、白内障の原因にもなります。血糖値の高さが、水晶体内の細胞のメタボリズムを変えてしまい、白内障が急激に進行したりします。

事故などによる外傷

犬の白内障は、交通事故による外傷や引っかき傷などが原因となることがあります。

外傷が原因の場合は、すぐに白内障の症状がでるわけではなく、多くの場合は気づいた時には失明してしまっているというケースがありますので、犬が目に怪我をした場合は必ず獣医さんに診せましょう。

犬の白内障の症状

犬が白内障にかかった場合、犬はどれくらい見えているのか?

殆どの患者の場合が水晶体の15%のみが影響を受けているので、多くの犬はそれに気づいてさえおらず、この段階では手術もまだ行えません。

一方で、成熟白内障と呼ばれるものは、水晶体の75%~100%が影響を受けている状態を指し、成熟白内障と診断された多くの犬は、光の強弱がやっと判別できる程度でほとんど見えておらず、手術が必要となってきます。

飼い主さんの判断ポイント

犬の白内障
Photo by David Goehring

白内障という名前の通り、飼い主さんが犬の眼を見たときにレンズの部分が青白い色・灰色・白い色に見え濁っているような感じです。

その他に白内障が疑われる犬の行動や症状をあげていきます。

  • 目の前に置いたオヤツやオモチャが見えていないようだ
  • ボールやフリスビーが上手にキャッチ出来なくなる
  • 家具などによくぶつかっている
  • 階段など高さがあるところにいくと止まる
  • 目を細めている
  • 慣れてない場所に行くと歩かなくなる

愛犬の行動を観察して、少しでも気にかかる点があれば獣医さんに相談しましょう。

白内障の治療法

白内障の治療法ですが、大きくわけて目薬か手術になります。

サプリが白内障に良い!という話はよく聞きますので、色々調べてみましたが、どこにも改善した!というレビューなどは見つけられませんでした。私、個人的な意見としては、ビタミンDなどは、抗酸化力の向上としては期待が出来るかもしれませんが、もう既に発症した場合は人間でもサプリで改善したという話は聞きませんので、気休め程度にしかならないのでは、と思います。

目薬は白内障の進行を遅らせるというものであり、決して根治を目指すものではなく、外科手術で白内障を取り除くしか白内障を治す方法はありません。

犬の白内障の目薬

人間の白内障の症状の進行を遅らせるのを目的として目薬が投与されますが、現在認可されているその目薬の成分は「ピレノキシン」と「グルタチオン」です。

犬の白内障でも全く同じものが処方されますが、なんと2003年厚労省の研究班は「有効性に関する十分な科学的根拠がない」と発表しました。

と、いうことは、犬にとっても同じことが言えるかと思いますが、獣医さんで目薬での治療を希望すると今でもこの成分が入った目薬が処方されます。

では、目薬は気休めでしかないのでしょうか?

色々と調べてみました。

目薬Can-Cまたはシーナック(C-NAC)

白内障の目薬Can-C(ジェネリックはシーナック)は、Nアセテルカルノシン配合の白内障目薬で人間はもちろん、犬やウサギにも効果があるという臨床結果のもとアメリカで認可されました。

実際にCan-Cを使われた日本の患者さんのレビューとても良く、白内障が改善、また進行が進んでいない、といった声も聞かれますので、期待が出来そうです。

また、アメリカの獣医Jack Stephans 先生は、犬の健康や病気の予防に力を入れられている有名な獣医さんですが、ご自身のミニチュアピンシャー15歳の経験談を載せられております。訳してみました。(英語の原文を読まれたい方は引用のリンクをクリックしてください。)

愛犬は白内障が進行し殆ど見えていない状態でした。眼科専門医からCan-Cを試してみないかと言われ、半信半疑Can-cを1滴1日2回試しました。最初は、何の変化もかんじられませんでしたが、白内障の症状が重かった左目の視力が改善されよく見えるようになっているようで、特に夜にその様子が分かりやすく見られました。

獣医として、Nアセテルカルノシン配合のCan-Cを犬の白内障の治療法として使うようになりました。Can-C投薬後、私の愛犬15歳のミニチュアピンシャー”Skeeter”は、右目もレンズの濁りが減少しました!

この白内障目薬は、ペット達にとって現代科学の奇跡としか言いようがありません。
Can-Cは、私の愛犬の目を救いました。もし、あなたのペットが白内障と診断されたら、獣医・眼科医にこの素晴らしい目薬について聞いてみて下さい。

引用:WiseChoice Medicine

このCan-Cは日本では未認可ですので、自己責任で使用することとなります。
ジェネリック製品は、シーナック(C-NAC)という製品名で、成分はCan-Cと全く同じです。

白内障目薬

出典:ペットくすり

購入先はペットくすりが一番信頼できそうですが、2019年2月現在Can-Cは扱っておらず、シーナック(C-NAC)のみ販売されています。

ホメオパシー目薬

日本での未認可の目薬はちょっと・・・という方は、ホメオパシー目薬を試してみてもいいかもしれません。
Cataract Crystalline Lens Eye Drops – 0.5 fl. oz (15 ml)は、アメリカからの個人輸入になりますが、レビューがとても良いのです!

人間用ですが、レビューをみると獣医に薦められて犬に試された方もいれば、10歳の愛犬ビションに試したところ改善した!というレビューもあり、101のレビュー数で5つ☆です。

成分と期待できる症状:
シネラリア/コースティカム・・・目の病気(白内障 近視など)、眼球のけが
ユーファラジア・・・目の疾患全般 白内障・緑内障・ドライアイ
シリカ・・・白内障、角膜の傷や、それらの手術の傷跡
リン酸カルシウム・・・飛蚊症
セピア・・・白内障

薬ではありませんので安心ですし、ホメオパシーに興味がある方は試してみる価値はあるかなと思いますが、こちらは臨床結果などはありませんので、レビューをもとに自己責任で試すか試さないか決めることとなります。英語での購入になります。購入先のリンクも張っておきます。PureFormula Inc

外科手術

白内障の外科手術は、濁ってしまった水晶体を取り除き、人工の水晶体を目に入れます。

しかし、症状によっては、人工の水晶体を入れることが出来ない、という場合もあり、このような場合は、濁ってしまった水晶体だけを取り除きます。

水晶体取っちゃって大丈夫なの?と思われるかと思いますが、確かに人工の水晶体を入れた時と同じような視力にはならず、少し視界がぼやけた感じになりますが、濁った水晶体を取るだけでも犬の視力は大幅に改善されます。

最終的には、血液検査などの健康診断に加え、細かい目の検査が行われ、外科手術をするべきかどうかの判断が下されます。

また、糖尿病などが原因の場合は、糖尿病自体が上手にコントロールされている状態かどうかも手術をするかどうかの判断材料となってきます。

術後のケアが肝心!

白内障の手術後
Photo by Ted Riecken

犬の白内障手術において大事な点が、犬が退院して家に帰ってからの術後のケアです。

まず、エリザベスカラーを付けて、犬が目を引っかいたりしないようにしなければなりません。エリザベスカラーに慣れていない犬は、手術前に十分な期間をもって犬をエリザベスカラーに慣らしておいたり、色々なタイプのエリザベスカラーを試してみたりして、エリザベスカラーが犬にとってストレスのないものとなるようにしましょう。

そして、万が一引っかいた時にダメージが最小限に済むように、犬の爪は短く切って、やすりで丸めておきましょう。

また、術後は運動はもちろん、興奮するような状況などは避け、最低でも2週間は安静にさせなければいけません。退屈を解消するには、知育玩具などが役に立ちますので、いくつか買い揃えてみたりしても良いかもしれません。

そして、獣医さんに言われた通りに定期的に用途と容量を必ず守って抗生物質・点眼薬などの投与が必要となってきます。

この術後の自宅でのケアが、合併症を起こさない!という回復の重要なポイントとなりますので、ワンちゃんと飼い主さんと二人で頑張りましょう♪

手術をしても、元に戻ったりしない?

犬の白内障手術の成功率、つまり犬が視力を回復する確率ですが、85%~95%と言われています。

一度濁った水晶体を取り除かれて人工の新しい水晶体が入れられた後に、再度新しい水晶体が濁ってくるということはありえません。

しかし、白内障の手術後、数ヶ月~数年たってから眼内のレンズを支えている「水晶体嚢」の細胞が増えて濁りをつくり、それが原因で見え方が悪くなってくるということが稀に起きます。

 参考:PetMD

まとめ

犬の白内障の原因:

  • 遺伝的要因
  • 加齢
  • 糖尿病
  • 紫外線
  • 事故などによる外傷

犬の白内障が疑われる行動にすぐ気づいてあげられるように日頃から愛犬を観察してあげましょう。

犬の白内障の治療法:

  • 進行を遅らせる目薬(Can-C、またはCataract Crystalline Lens Eye Drops)
  • 外科的手術(術後の自宅でのケアが大事!)

今回、徹底的に調べた結果、私の愛犬ルーシーには、まずはホメオパシーの目薬から試し、数ヶ月様子を見てみようと思います。もし、効果がイマイチであればCan-Cまたはシーナック(C-NAC)を試します。

このブログで目薬の効果について、数ヵ月後にまたアップしたいと思います。

それでは。

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