猫の目やにの色や状態を写真で説明 目やにの取り方と目薬をご紹介

2018年11月8日

普通の黒い猫の目やに

愛猫の目がやたら水っぽかったり、目やにが毎日出たり、その目やにが黄色や緑色だったり、目やにが原因で目が開かなくなったりしたら飼い主さんとして心配ですよね。

今日は、猫の目やにの原因、そしてどんな症状の時に獣医さんに連れて行くべきなのか、おうちで対処できる場合はどんな時なのか、写真も含めて分かりやすくその対処法などについてお話します。

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猫の目やにとは?

猫の涙は一日中生産され続け、通常その涙は目の角から鼻腔へ流れて行きあふれ出ることはありませんが、もし目にゴミが入ったり、猫同士のけんかなどで目に傷が付いてしまったりした場合は、免疫反応で眼球を守ろうと涙が大量に出ます。また、目に傷が付いたことにより涙道の炎症を起し、鼻腔周りが腫れて通常の涙の流れを止めてしまい、いわゆる目がうるうるとした状態や大量に顔に涙が流れ出たりします。

その目から流れ出た涙と一緒に、ゴミや埃、古くなった細胞などが混ざったものがいわゆる「目やに」と言われるもので、通常の目やにもあれば、目に傷がついた場合などはその目やにの色や状態が違ってきます。

猫の赤茶~黒い目やにが毎日出る場合。ウチの猫涙の量が多い?

毎朝、猫の目の周りに赤茶っぽい、または黒い目やにが少量付いている場合、または透明な涙が少し出ている、という場合は普通の新陳代謝によるものなので大丈夫でしょう。

我が家の愛猫ミミちゃんも毎日↓こんな感じの赤茶色~黒色の目やにがついてますが、目の結膜をチェックしてみたりしても薄いピンク色健康そうですし、特に涙目ということもなく問題ありません。

普通の黒い猫の目やに

また、猫の血統の種類によっては目やに、そして涙の量が多かったりします。
それは、顔の形によるもので、ペルシャ猫、ヒマラヤン猫、そして鼻が短く目がまん丸で大きいスコティッシュホールドやブリティッシュショートヘアーなども他の猫に比べて目やにや涙の量が多いことがあります。

ペルシャ猫

Photo by Magnus Bråth

ただし、あまりにも目やにや涙の量が多い場合は、角膜に傷が付いていたりする恐れもありますので一度獣医さんに相談しましょう。

「目やに」の色が緑!黄色!の場合は早めの受診を!

猫の両目から目やにが出ており、その色が黄色や緑色の場合は細菌感染、ウィルス感染症の可能性が大ですので、すぐ獣医さんに診せましょう。

猫 黄色い目やに

Photo by kiara1125

その他にも、

  • 一日に何度も目やにをとってあげなくてはならない
  • 猫が目を細めている
  • 猫が目を必要以上にこすっている
  • 目が真っ赤
  • 目やにの量が多い
  • 目やにがドロドロして粘着性が強い

のような症状の場合もすぐ獣医さんに相談しましょう。

また、目やにだけでなく、くしゃみを頻繁にしていたり、鼻水も出ている場合は、一般的に「猫風邪」と言われる猫ウイルス性鼻気管炎が原因である可能性もあります。

猫の目やにを症状とする主な病気

猫の「目やに」はいくつかの異なった目の病気や障害が原因で起こることがあります。猫の目の下を少しひっぱり内側の色や状態を確認しましょう。赤くて腫れていたりする場合は結膜炎のような病気が疑われます。

  • 結膜炎(風邪のウィルスや細菌が原因で炎症を起こしている状態。ちなみに結膜は、目のふち・内側を指します。下の写真の猫は結膜炎を起こしています。)

猫 結膜炎

出典:DR WINNIE’S DOG AND PET CARE ADVICE

  • 角膜炎(角膜上皮の表面に傷が付いたりして炎症を起こしている状態。ちなみに角膜は目の玉の表面のことです。)
  • 角膜潰瘍(角膜炎が進行してただれた状態。下の写真は診断するために染色液を入れ青いライトの下で見た状態です。緑色に見える部分が角膜潰瘍の部分です。)

猫の角膜びらん

出典:animaleyecare

  • 瞼内反症(まぶたが内側にくるっと巻き込んだ状態になりまつげが目を刺激してしまっている状態)

猫の目やにの取り方

コットンやガーゼなどを人差し指にくるっと巻いて人肌ほどのぬるま湯に塗らし、やさしく目やにをとりましょう。こびりついた目やになどは無理やり爪を使ったりして取ったりせずに、何度がぬるま湯で目やにをふやかすような感じで取ります。もし、一度で取れない場合は、少し時間をおいて再度トライしてみましょう。

獣医さんに診せるほどではなさそうだけど、少し結膜炎などの軽い炎症があるかも?という時はホウ酸水がおすすめです。

ホウ酸水は、目やにの原因となる結膜炎や軽い炎症にとても効果的です。ホウ酸水の作り方は、犬の涙やけの原因と治し方!涙やけに良いフードは?ケアの仕方は?のところで詳しく説明してますのでご興味のある方はどうぞ。

私は犬のルーシーや猫のミミの目やにが気になるときは、ホウ酸水を作ってコットンで塗らして軽く絞り、周りの目やにも綺麗にします。この時に注意して頂きたいのは眼球に触れない!ということです。そして、決してアルコールが入ったウェットティッシュなどは刺激が強すぎるので使わないようにしましょう。

また、キッチンタオルやティシューなどもゴワゴワとしていて目を傷つける恐れがありますので、避けるのが無難です。

犬猫用 目薬

または、通販で買える動物用の目薬ワンクリーンを購入して常備しておいてもいいかもしれません。こちらもホウ酸を有効成分とした点眼・清拭剤です。

【主成分 】 ホウ酸 2g/100mL

【効能効果 】点眼:結膜炎、角膜炎、結膜充血、涙腺炎、眼瞼炎、外傷性眼炎清拭:眼下毛の汚れの清拭

まとめ

猫の目の状態、涙の量や目やにの状態を日ごろから観察し清潔にしてあげることで、可愛い愛猫が更に可愛くなるだけではなく、猫の健康にも大きく影響してきますので、たかが目やにとやり過ごさず、目やに色や状態に少しでも不安を感じる場合はすぐ獣医さんに診せてあげましょう。

多頭飼いをしている場合、細菌感染やウィルス感染が疑われる目やには、あっという間に猫同士で感染していきますので、早く獣医さんに診せましょう。また特に免疫力が弱い高齢の猫や子猫などは命に関わる可能性もありますので十分注意してあげましょうね。

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