猫の脱毛。耳の脱毛はカビ?部分的に毛が抜けている場合は病気?

猫

猫とのブラッシングタイムに「あれ?こんなところにハゲが出来てる・・・何でだろう?」と思われたりすることありますよね?私も猫飼い歴うん十年ですが(^^;;何度なくそういうことがありました。

こんにちは、ラン(@kikispets)です。
猫が春先になると毛がごっそりと抜けたり、全体的にまんべんなく毛が抜けるのは、いたって普通のことですが、もし特に頭、耳、首、背中、お腹の毛が部分的にはげていて脱毛していたり、黒いブツブツが見えたり、ふけが見えたり、しきりに掻いている場合は何か問題があるかもしれません。

今日は、猫の脱毛(ハゲ)において考えられるその原因と対処法をご紹介します。

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猫の脱毛(ハゲ)の原因と対処法

猫は確かに毛づくろいが大好きな動物で、起きている時間のは毛を舐める時間に費やしているといわれてますが、もし愛猫がご飯や遊びより、毛を舐め続けることで一日の大半を過ごすようになったら注意が必要です。

ほとんどのケースが、深刻な問題であることはないので、慌てずまず猫の行動、どのくらいの頻度で毛を舐めているのか?どこら辺を引っ掻いているか?などを観察して、脱毛しているエリアを特定し症状を確認しましょう。

ノミなどの寄生虫による脱毛

一番に考えられる原因はノミ、ダニ、マダニなどの寄生虫によるもので、主に耳・背中・お腹・頭などに脱毛が見られます。

寄生虫自体が脱毛(ハゲ)の原因をつくるのではなく、ノミなどに刺されたことにより痒みが生じ、その部分を猫が舐めたり噛んだりすることで脱毛します。

そして、多くの猫がノミの唾液に対してアレルギー反応を起こしますので、更に症状を悪化させます。

寄生虫が原因の場合は、赤く腫れていたり、黒いブツブツとした黒ゴマのようなノミの糞が見受けられたり、またしきりに皮膚を引っかいたり舐めたりします。

寄生虫が原因で出来た脱毛の対処法

猫の体重に合ったノミの駆除剤を使用しましょう。そして、猫が普段寝ている寝床なども掃除機で吸い取り50度前後のお湯で洗濯することで寄生虫の卵なども除去することができます。

庭を歩く猫

白癬(はくせん)による脱毛

白癬も猫の脱毛の原因のひとつです。白癬は、寄生虫ではなく真菌の一種で「皮膚糸状菌」(ひふしじょうきん)とも言われます。その症状は、猫の毛が円形にはげることから「リングワーム」という呼び名もあります。脱毛した場所は、皮膚がカサカサしたり毛が円形に薄くなったり脱毛したりします。

白癬は、とても感染しやすく、感染経路としては猫が菌がある場所に行ってそこで寝転んだりしたり、すでに感染している犬や猫たちと接触するなどで、真菌とのじかの接触によって白癬になってしまいます。

白癬が原因で出来た脱毛の対処法

白癬の診断は、獣医さんで病辺の皮膚を少しけずって顕微鏡下で診て判断されます。

治療は、抗真菌薬の入ったシャンプーや外用薬、または抗生物質グリセオフルビンや抗真菌薬イトラコナゾールなどが処方されます。

そして、白癬は人間にもうつります!ので猫が普段使っている場所などはもちろん、もし飼い主さんのベッドの上で猫がよく寝ている場合は、それらも掃除機などで入念にきれいにし洗濯しましょう。

アレルギーによる脱毛

人間と同じで猫も特定の食べ物や、ノミや蚊、薬、花粉、そして埃などにアレルギー症状が出ることがあります。特定のアレルギー源に接触したことにより、痒みが出て、その部分を必要以上に舐めたり噛んだりしたことで脱毛したり禿げたりします。

首、そして頭の脱毛は、フードアレルギーが原因の脱毛であることが多いです。脱毛に伴って、皮膚に赤いぷつぷつが出来ていたり、少し腫れていたり、そのエリアを引っかいたりしてたりします。

アレルギーが原因で出来た脱毛の対処法

アレルギーが原因の場合の脱毛は、まずアレルギー源の特定をします。フードアレルギーが疑われる場合は、低分子プロテインダイエットフードに切り替えて様子を見てみたりします。

また、血液検査によって環境要因のアレルギー特定をしたり、季節的な環境要因の場合は、抗ヒスタミン剤の注射などが有効な場合があります。

愛猫ミミの耳がハゲた!

猫の耳に脱毛が見られる

ある春先、ふと見ると我が家の愛猫ミミちゃんの耳がハゲてました・・・(耳がギザギザなのは、お外でテリトリー争いの際の男の勲章です。)

今では、毎年春先のことですので、軽症の場合はそのまま時期が過ぎれば直りますが、花粉がひどい時期はしきりに後ろ足で耳を引っ掻きますのでこのようにハゲてしまいます。

ミミの場合は抗ヒスタミン剤の注射1回でばっちり治まります。

心因性脱毛症

猫は、ストレスや不安な気持ちになると脱毛したり、自分の毛を舐めることで気持ちを落ち着かせようとしたりしますので、ストレスなどの度が過ぎると四六時中体を舐め毛が薄くなったりします。また、獣医さんの診察テーブルで猫の毛が大量に抜けたりするのもストレスが原因です。

心因性の脱毛の場合は、特にお腹、足などに脱毛が見受けられ、はじめはストレスや不安を解消するために舐めていたのが、癖になったりというケースもあります。

特に血統書付きのメス猫によく見られると言われていますが、どの猫にも起こりうることで、家庭内の環境の変化、例えば、引越し・新しく犬、猫が家族に加わった時・人間の赤ちゃんが家族に加わった時などで、性格が比較的神経質な猫によく見られます。

心因性が原因で出来た脱毛の対処法

ストレスなどの心因性が原因の場合は、まずは環境の変化が原因であるか特定しその場合は、シンプルに飼い主さんが猫との遊ぶ時間を増やしたり、猫を他の新しい猫や犬と徐々に慣らし時々猫が一人(正確には一匹ですね(^^;)になれる空間や場所を作ってあげたりすると、そのうち慣れてきます。

それでも改善されず、健康に支障をきたしていると獣医が判断した場合は人間と同じで抗欝剤が処方されることもあります。

副腎皮質機能亢進症が原因の場合の脱毛

副腎皮質機能亢進症は、クッシング症候群とも呼ばれ、副腎で作られる副腎ホルモンの過剰生成によって引き起こされる症状を指します。

副腎皮質機能亢進症の症状は脱毛だけでなく、水を良く飲むようになった、食欲増進、お腹がポッコリと出る、などとても判断が難しい病気です。

副腎皮質機能亢進症が原因で出来た脱毛の対処法

血液検査・尿検査・エコー診断などいくつかの検査を踏まえて診断され、治療法としては、副腎腫瘍の外科的摘出、放射線治療、ホルモン療法などが症状によって選択されます。

その他の原因での脱毛

椅子の上の猫

  • 薬やノミの駆除剤によるアレルギー反応での脱毛
  • 毛囊炎(もうのうえん)・・・毛穴の奥に黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌が入り込み炎症を起こすことによる脱毛。毛穴が傷ついたりの怪我が原因であったり、ステロイド外用薬の長期使用が原因で起こる場合もあります。

まとめ

猫の脱毛で考えられる原因は、その症状によって様々な要因が隠されていたりしますので、愛猫の様子を観察してまずは原因を突き止めましょう。

特に、脱毛に伴い、他にも何か気になる症状がある場合は、躊躇せず獣医さんに一度診断を仰ぐと飼い主さんも安心しますし、猫ちゃんにもし病気があった場合も早期発見・早期治療につながりますね☆

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