姉の猫アメショが心臓病に。猫の心臓病の症状と治療法
こんにちは、ラン(@kikispets)です。
姉は2匹(オスとメス)のアメリカンショートヘアーを飼っているのですが、メス猫(グレータビー)の方が心臓病の疾患を抱えていることが2歳の時に分かり、それ以来薬を飲んでいます。
今日は、猫の心臓病についてその時に調べたことをここにまとめておきますので、獣医さんに行く前の予備知識としてご参考ください。
猫の心臓病の原因
心臓病には、症状によって幾つかの種類があり、代表的なのがこの3つです。
- 肥大型心筋症
心臓の筋肉が外側から心臓の中心に向かって分厚く肥大してしまう症状を指します。肥大すると壁が厚くなるため心室の壁が伸びなくなり、広がりにくくなるので、心臓の働きが悪くなります。 - 拘束型心筋症
心臓の筋肉に組織欠損したものが徐々に広がっていったり、異常な物質が蓄積し、繊維化することで心室の壁が硬くなります。 - 拡張型心筋症
心室の筋肉の収縮が悪くなり心臓が拡張してしまいます。
猫の心臓病の症状
姉がキラちゃんの症状に気付いたのが、キラちゃんがちょっと走ったりしただけなのに、なぜかゼーゼーーと言っていた、という点です。
そして、すぐ獣医さんに行き血圧検査、血液検査、聴診器の後にエコーをしてもらい、その後大学の専門医に診てもらったところ肥大型心筋症と診断されました。
獣医さんによると、猫の心臓病はとても見落としやすい病気で発見が遅れるらしいのです。
猫って興奮するとシャーしたりハーハー言ったりして、なかなか「ゼーゼー」が異常なのかそうではないのか判断が難しいところだと思いますが、姉がよくキラちゃんを観察していたことで、早期治療にいたったと思います。ちょっとでも不安に思ったら獣医さんに診ていただきましょう。
症状をまとめてみます。
- 口を開けて呼吸をする
- ゼーゼーと荒い呼吸をする
- 元気がなくなる
- 嘔吐
といったものの他、キラちゃんにみられたのが
- 奇声を発した後にびっこをひく
でした。獣医さんによると、心臓の異常による循環不順によって出来た血栓が原因だそうです。薬などでキラちゃんの場合は対処出来ました。
心臓病が多い猫の種類
純血種のメインクーン・アメリカンショートヘア・ラグドール・ノルウェージャンフォレストキャットなどは遺伝的なもので心臓病疾患が多いそうです。
キラちゃんの獣医さんによると2歳での発症は少し早いなぁ。ということでした。
猫の心臓病の治療
肥大型心筋症の治療は、主に投薬になり、一生飲み続ける必要があります。症状を見ながら獣医さんと相談して薬の調整を行なうということでした。
キラちゃんの場合は、はじめに診断された時に出されたお薬はフォルテコールで、6歳になってから少し肥大が進んでいるようなのでテノーミンに変更となりました。
猫が心臓病と診断されたら注意すること
日常の生活では、決められたお薬をきちんと飲み、なるべくストレスがかからない生活をし、あまり興奮させたりしないようにするのが一番です。
心臓病の治療費
お薬代が約1万2千円約2ヶ月分、エコーや血液検査は1年に1回の定期健診で約2万円くらいです。
その他キラちゃんはアレルギー、下痢もよくしますので(^^;; 医療費がなんだかんだとかかるようですが、キラちゃんを買い始めた時からペット保険に入っていたので、姉の保険の場合は7割カバーされるそうです。
ペットの具合が悪いかも?と思った時にペット保険に入っているとお金の心配が頭をよぎることなく躊躇することなく、獣医さんに連れて行く事ができますね。万が一の時の為に、備えておくと安心かもしれません。
まとめ
人間と同じで、猫の病気を早期に発見することは、治らない病気でも進行を遅らせることが十分可能だということです。愛猫の様子が少しでも変だな?と思った時は、ためらわずに獣医さんに連れて行ってあげましょう。