犬の待てのしつけ方

2016年6月7日

こんにちは、ラン(@kikispets)です。

昨日の記事の中では誤飲についてお話しましたが、「待て」が出来るようになると犬が人に飛び掛ったり、家のドアを開けたとたんに外に飛び出したりという事故や外での拾い食いも防げ犬をコントロールしやすくなります。

スポンサーリンク

待てのしつけ 基本的考え

待てのしつけの仕方の基本的考え方ですが、これはどのしつけにも共通することですが、 「褒めて伸ばす」です。例えば、こういうことをするとご褒美がもらえる。ということを犬に分からせるのです。この場合のご褒美は、

  1. 飼い主による「いいこだねー!」という褒め言葉。
  2. クリッカーの音。
  3. 愛犬の大好きなおやつ

1.で犬を褒める際の言葉は何でも良いです。「いいこ!」でも「よし!」でも良いですが、大事なポイントは、短めでトーンが高めの大きめな声でして下さい。

2.のクリッカーはGWに予定ないけどペットと楽しく過ごす方法でも少しご紹介しましたが、ほめるしつけ道具です。

使い方ですが、犬が良い行動をした時、この場合は待てが出来た時にこれを押します。

クリックという音が出ますので、そのタイミングでご褒美をあげます。ご褒美をあげることで、クリック音=ポジティブ(おやつがもらえる)な音。と覚えるようになります。犬にとっては人間の言葉よりクリック音の方が覚えやすく、瞬間性があるからです。家族内でトレーニングする場合、男性と女性では声のトーンが違ってきますので、犬にとっては分かりづらいかもしれません。クリッカーを使えば誰がトレーニングしても毎回同じトーンです。

3.のおやつですが、トレーニングの際は頻繁にあげることになります。それが体重増減に繋がってはいけませんので、おやつを前もってキッチンバサミなどで小さく切って、犬はオヤツの臭いだけで既にハッピーなのであげる時は少量だけで十分です。

犬用クリッカーの使い方 大事なポイント

  • 良い行動=褒めてもらえる=クリック音 という風に関連付けが出来るように、犬が良い行動をしたらすぐクリックすることです。そして、オヤツをあげるのは、クリックした後です。
  • やたらめったらクリックしない。犬が混乱するだけです。クリックは良い行動を1つしたらクリック1回です。
  • クリッカーは、手中に収め犬から見えないようにして使います。決してテレビのリモコンのように犬にクリッカーを向けて使わないように。犬によっては恐怖感に繋がるかもしれません。
  • 最初はオスワリのように簡単なしつけから始めましょう。犬のおしりが床についたらクリック、そしてオヤツ。というようにトレーニングしましょう。(犬のおしりを床につけるのは、ちょっとだけ強引に部屋のコーナーに犬を追い詰めて(やさしくね!)そうすると犬が必然的に座ります。そしたらその瞬間にクリック、そしてオヤツです。
  • クリッカーは色々なものが売られてますが、音量調節が出来るものが良いです。

犬に待てのしつけ方 コマンドは英語?日本語?

初級編

まず、室内の静かな環境から始めましょう。

犬が待ってる際の姿勢は、座ってる姿勢またはお腹を床につけてる格好でもどちらでも良いですが、四本足で立ってる姿勢は犬がすぐ動き出しやすいのでダメです。

犬を座らせたら次は、日本語では「待て」英語では「Stay」とコマンドを出します。英語でも日本語でもどちらでも良いですが、毎回同じ言葉を使って下さい。家族で犬を飼っている場合は、家族会議を開いて日本語にするか英語にするか決め、家族内でコマンドを統一させて下さい。

ちなみに、コマンド用語を日本語と英語でまとめてみました。

同時にハンドシグナルも与えます。ハンドシグナルは片腕を伸ばして手を立てます。ハンドシグナルがあるとより犬に分かりやすいです。

最初は1メートルくらいの短い距離そして30秒くらいの短時間から始めます。こうして成功体験をすぐにさせてあげることで、犬も飼い主の意図を察しやすくなります。

そして、徐々に距離と時間を延ばしてあげます。コマンドをリリースする時は、コマンド「よし」「Good Girl/ Boy」「 Ok!」など自分が言いやすく短いコマンドを使いましょう。

もし、犬が少しでも動いてしまった場合はやり直しです。座ってたのが腹ばいになっても場所を動かなかった場合は良しです。

中級編

室内である程度の距離・時間が出来るようになったら、お庭でやってみましょう。外のお庭には色々な音が聞こえてきたり、香りがしたりと注意が散漫になる沢山の要因がありますが、その環境下で出来るようになれば中級です。

上級編

室内とお外でも出来、距離や時間もある程度伸ばせたら、今度は犬にとって気が散る要素や誘惑要素を加えてやってみましょう。

犬を座らせ、「待て」をハンドシグナルとともに与えます。そしたら、犬が座っている周りを走り回ってみたり、時々中腰になって「カモン」というような格好をしてみましょう。(格好だけです。)これでも、犬が動かなかったら「待て」上級編です。

マスター編

上級編をクリアしたら、次は犬の大好きなもの、例えば一番大好きなオモチャなどを持って歩き回ったり走ったりして「待て」の練習をしてみましょう。この誘惑に犬が負けなかったら愛犬の「待て」は完璧です。
待てのしつけ いつから?

ウチの子になった日(8週以降)からはじめてください。早すぎるなんてことはないですし、もし、成犬を迎えた場合でも遅すぎるなんてことはありません。

食べ物「待て」出来る?

犬とのアイコンタクト

普通の「待て」が出来るようになったら、次は食べ物を待つことが出来る「待て」をマスターしましょう。その際には、この「アイコンタクト」が必要になってきます。

アイコンタクトは、犬が飼い主の目を見ることです。食べ物をあげる時に犬が飼い主の目を見てはじめて犬が食することが出来るというトレーニングで、これが出来るようになると食卓の食べ物を盗んだり、外で拾い食いしたりということがなくなります。

犬にアイコンタクトの教え方

  1. 犬を自分の前に座らせ、飼い主はおやつを手の中にグーの状態で持ちます。犬は臭いでどこにおやつがあるか分かりますので必然的に飼い主のおやつを握ってる手を見ることになります。
  2. そしたら、飼い主はそのグーの手をゆっくりと自分の目の脇あたりに持って行きます。
  3. 犬が必然的に飼い主の目を見ます。その瞬間に片方の手でクリッカーをクリックし、おやつをあげます。

この1~3の工程を何回かやったら、次は、「待て」と言いながらオヤツを床に置いてみましょう。その際、犬との距離をある程度保って、犬がアイコンタクトをする前にオヤツを食べちゃった。なんてことにならないようにしましょう。「待て」のコマンドが出来ていれば、食べられちゃうってことはあまり無いのですが、もし、おやつに近づきそうになったら、あっ!という声で犬の動きを制止し、オヤツを床から取り上げ最初からやり直しましょう。

犬が自分の目を見るまで、ひたすら我慢です。最初は数分かかるかもしれませんし、特に子犬は食べ物が食べれないフラストレーションから歩き周ったり吠えたりするかもしれませんが、ひたすら無視・我慢し、犬がオヤツをもってる自分のところに戻ってくるまでジッと待ちます。

そして、犬が自分の目をみたら、「良し!」「Ok!」「Good Girl」「 Good Boy」というようなリリースコマンド(コマンドは毎回同じものを使って下さい。)をクリッカーの音とともに出します。

これを毎日しばらくトレーニングしましょう。ご飯タイムもトレーニングタイムです。犬を座らせ「待て」と言ってからゆっくりとドッグフードが入ったボールを床に置き、犬が飼い主の目を見たら、「良し!」とリリースコマンドを使います。この際も犬が少しでもフライング気味に動いたら、すぐ床に置きかけたボールを取り上げ、飼い主が犬に居て欲しい位置に戻るまで待ち、またやり直しです。

まとめ

最初のうちは、犬が飼い主の意図を汲めずに時間がかかるかもしれませんが、焦らずポイントを抑えて、少しずつ毎日練習しましょう。「待て」が出来るようになれば、どこででも犬をコントロールしやすくなりますし、拾い食いすることもなくなりますので誤飲の心配も減ります。

スポンサーリンク