ペット同行避難推奨でも避難所にペットの持ち込みは禁止?!

2016年5月3日

私の4月19日の記事、熊本地震 犬の一時預かり でも同行避難についてお話させて頂きましたが、先日熊本市の政策局 危機管理防災総室( 更新日:2016年4月25日)のホームページを読んで愕然としました。

同行避難とは必ずしも避難所でペットと一緒に過ごせる。ということではないということなのです。では、同行避難って何なのよ?という話になりますよね。詳しくご説明させて頂きます。

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ペットとの同行避難って何?

同行避難とはペットと一緒に避難する。ここまでは私や皆さんの理解と合ってます。問題はここからです。 下記は熊本市の政策局 危機管理防災総室のホームページからの引用です。

今回の熊本地震で、たくさんの人が共同生活を送る避難所においてペットを飼育する場合も、避難所の居住スペース部分には、原則としてペットの持ち込みは禁止されており、動物が苦手な人、アレルギーを持っている人等への特別の配慮が求められます。

つまり、避難所内ではペットの側では過ごせない。ということになります。

環境省がいう「同行避難推奨」というのはペットを連れての避難を推奨しているのであり、決してそれは「避難所で一緒に生活できる。」ということでは必ずしもないということです。

同行避難後、ペットはどこへ?

環境省のホームページの災害発生時の動物救護対策(1)からの引用です。

避難所の管理者等や現地動物救護本部等は、避難所の形態、ペット同行避難者及びペットの数、季節・気候等を考慮して、避難所(避難所敷地内)におけるペットの飼育スペースや飼育方法を決定する。 飼育スペースの決定に当たっては、ペットを飼育していない避難者との動線が交わらないよう配慮することしたトラブルが発生しないよう、まずは飼い主が適正な飼育に努めることが重要であり、避難所の管理者等や現地動物救護本部等は、その適正飼育を支援する。で、ペットに関する苦情やトラブルを軽減することが可能となる。 また、犬は集団になると連鎖して吠える習性を持つが、その状況下に限らず、犬と猫等の動物がひと所で生活することは、ストレスを増大させてしまう原因となるため、可能な限り、犬と猫等の動物は区分して飼育できることが望ましい。

以前、東日本大震災の避難所の様子がテレビでながれ、犬と寝泊りをしている人をみたことがありますが、環境省はペットと他の避難者とが一緒にならないように配慮するべき。と記載しており禁止とはっきり明記されておりませんので、こういう災害時はかなりの部分で避難所の管理者が状況を判断しての采配による部分が多いのかもしれません。

ちなみに熊本市はペットとの同行避難を薦めてますが、ペットは別のスペースで保護され飼育されるということです。熊本市のホームページからの引用です。

ペットは、避難場所敷地内の屋外部分に指定スペースを設け、リードで繋いだり、柵等で囲って飼育します。ペットの飼育及び飼育場所の清掃は、飼い主が全責任を負って管理します。また、散歩時の排泄物の管理も同様とします。

ただでさえ地震で不安定になっているペット達を飼い主の側から放して生活させるのは、飼い主にとっては辛いことだと思いますが、 動物アレルギーがある方にとっては命の危険に繋がる可能性があるわけですから 災害時は人間最優先になってしまうのは仕方がないことなのかもしれません。

現在避難されている方々で、避難所屋外スペースでの飼育が自分のペットに合わないと判断された方は、熊本地震 犬の一時預かり の記事で何箇所か飼い主さんとの一緒の避難受け入れをして下さっている所も記載しました。現時点では事情が違っているかもしれませんが、まずはお問い合わせしてみてください。

まとめ

まとめとしてここで同行避難について私の理解したことを明記しておきます。

  • 同行避難とは飼い主の身柄の安全を確保した上でペットを連れて避難するということであり、決して避難所で必ずしも一緒に生活できるということではない。
  • 避難所によっては、ペットだけは避難所敷地内の屋外スペースで飼育されるかもしれない。
  • 環境省のガイドラインによると、ペットと一緒でいない他の避難者に考慮すべきとあるので、ペット避難所で一緒に暮らせるかどうかは自分の避難所の管理者に確認すべきである。
  • 日頃のペットとの避難対策としては、自分が住んでいる役所のガイドラインを認識しておくべきであり、その上でテントを用意するなどの地震対策は必要。

ちなみに以前私が住んでいた市では、同行避難はもちろん推奨してました。下記引用です。

必ず避難所運営委員会の指示に従い、指定された飼育場所で責任を持って飼育してください。

そして、避難所でのペットフードや糞尿の始末などは飼い主の責任となりますので、日頃からペットの地震対策として避難グッズなどを準備するのは必須になってきますね。

何をまず準備したら良いのか分からないという方は、ぜひ、ペットの地震対策をご覧下さい。

最後に改めて、地震によりご家族やお身内を亡くされた方々に深くお悔やみ申し上げます。

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