犬は虫歯にならない?歯磨き必要ない?

2016年5月23日

こんにちは、ラン(@kikispets)です。

先日、私の友人の9歳のワンちゃんが前歯数本、犬歯1本を抜きました。歯のスケーリングに連れて行ったらしいですが、もう既に歯周病がひどくなっていたのでしょう。犬歯はぐらぐらだったそうです。本当に可哀想なことだと思います。このワンちゃん、心なしか今までより元気がないような。。。

そんなことがあったので、今日は犬の歯のケアの重要性についてお話したいと思います。

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犬は虫歯にならない?

これは皆さん疑問に思うことだと思います。犬はもともと野生で歯磨きなんかしなくても虫歯になんかならなかった。という人もいますが、野生時代の犬と現在人間によって飼われている犬では食べるものが全く違うのですから比べること自体がナンセンスだと思います。

確かに犬は唾液が弱アルカリ性で虫歯になりにくいそうです。でも、それが災い?してというか、口内環境が弱アルカリ性であるが為に歯石が出来やすいのです。食後、そのままにしておくと24時間ほどで歯垢になり、3日から5日ほどで歯石になります。

歯垢と歯石の違い?歯石が溜まるとどうなる?

歯垢は、分かりやすく言うと細菌の塊。歯石は歯垢が石灰化したもの。

では、歯石が溜まるというのは実際どういうことかというと、歯の表面が別の物質で覆われるということです。そうすると2つの物質(歯と歯石)の間にはどうしても隙間が出来ます。とっても小さい隙間かもしれません。でも、病原菌が住むには十分な隙間なのです。菌が住めば歯茎を冒し始め、炎症が起こります。

つまり、犬は虫歯にならない?の答えですが、正解は、犬は虫歯にはなりにくいが、細菌の塊と言われる歯垢がたまりそれが歯周ポケットに入ったり、歯石が元でそこに細菌が繁殖したりすると歯周病になりやすい。です。

歯周病になると?

歯周病になるとまず、口臭がひどくなります。

そして、炎症が根元の方にまでいくとクシャミをたくさんしたり、鼻血が出たりします。

最悪のケースの場合、そのうち顔が腫れ、放っておくと下の顎の骨が折れたりするそうです。こわーい!!!

人間と同じですね。人間も歯周病を放っておくと口臭がひどくなり顔が腫れていきます。そして心臓などの臓器にも影響を与えると言われてます。獣医学界では、これと同じことが犬猫に起きるのかは、まだまだ議論をかもし出すそうですが、口臭の段階で犬そして飼い主にとってはかなりの不快な状況だと思います。

私の旦那が私と知り合う前から飼ってた犬がものすごい口臭を持ってまして。。。もう既に私がはじめて会った時は老犬でしたので、どうすることも出来ず。という感じでした。とっても可愛いワンちゃんでしたが、抱っこしたくても口臭がひど過ぎて。。。可哀想なことをしたと思います。

歯石が溜まったらどうする?

歯石が溜まったら、病院で歯石除去をしてもらうことになります。そして、殆どの場合、全身麻酔下でになります。全身麻酔はどうしてもワンちゃんの身体の負担になります。そして、高齢になればなるほど麻酔のリスクは高くなり、病院での歯石除去は難しくなります。

また、犬の歯石を取るスケーラーも通販などで手に入り、おウチで出来るかもしれませんが、素人がすると下手に歯を傷つけてしまい、結果その傷に歯垢がたまり歯石になりやすくなるということを聞いたことがありますので、私はあまりおススメしません。

それでは、ここでおウチで出来る愛犬の歯のケアの仕方をご紹介します。とっても簡単です!

正しい犬の歯磨きの仕方

まず、いきなり歯ブラシを犬の口に突っ込んではいけません。(^^;;

口の周りや歯を触られることに徐々に慣らしていきましょう。

この時の保定の仕方ですが、飼い主が足を伸ばして座り、足の間に犬を仰向けにし後ろから歯を磨くという体勢です。ちなみに、私はこの方法ではなくて、ルーシーを高いテーブルに乗せて磨いてます。その方がルーシーの口内を良く見れるので。これは、ご自分がやり易い、良いと思った方法でやってみてください。

ガーゼで歯をマッサージしてみましょう。

口の外側(マズルの部分)を手で握ったり、歯茎をピローンとめくったりして、口の周りをいじられる。ということにゆっくりと慣らしていきましょう。

慣れてきたら、おウチにあるガーゼを人差し指にぐるっと巻いて歯に当ててみましょう。出来たら、クリッカーを使ってご褒美をあげましょう。これを何回か繰り返します。

次は、指に巻いたガーゼで歯を優しく円を描くようにマッサージします。

歯ブラシで磨いてみましょう。

ガーゼに慣れたら次は歯ブラシで磨いてみましょう。

まずは、前歯から、そして横の歯、奥の歯というふうに移動していき、次に歯の裏側を磨きましょう。

最初のうちは少しずつ磨いていきます。 子犬の時からこれをやっていると後で楽です。乳歯はどうせ抜けちゃうし、と思うのではなく、慣れさせるということにポイントを置いて乳歯の時からやってみましょう。

歯磨きは、嫌がらせないようにすることが大事です。その為には、ワンちゃんの好きな味がついた歯磨き粉を使うのもアイディアかもしれません。

では、ここでワンちゃんが歯磨きが好きになるかもしれない、便利グッズをご紹介します。

犬の歯磨き、歯磨き粉、便利グッズ

子供用歯ブラシ・・・100均などで手に入りますし、ちょっと今節約中なの~。という方でもお手軽に犬の歯磨きを始められます。

360度の犬の歯ブラシ・・・これは、効率よく短時間に出来る歯ブラシだと思います。近々購入予定です。
購入しました!レビューをこちらに書いてますのでよろしかったご参考ください!(^0^)/

味付き歯磨き粉・・・チキンフレーバーなどワンちゃんが好きな味がついた歯磨き粉は、特にまだ歯磨きに慣れていないワンちゃんには便利だと思います。

私はこれ↓使ってます。

歯みがきシート・・・ふくだけで汚れをとる歯みがきシート。歯ブラシが届いていないような部分に補助的に使えそうです。今度、試してみようと思います。

犬の歯磨きは習慣化させよう!

犬は虫歯になりにくいですが、歯垢が歯周ポケットに入って歯周病になりやすいです。

歯周病は色々な問題を引き起こします。麻酔下での歯の治療は犬の身体の負担になり、高齢になってくるとリスクが高まります。また、心臓などの臓器にも影響してくる可能性があります。

日々のおウチのケアで歯垢が溜まるのを防げます。つまり歯周病を防げるのです。

なかなか、最初のうちは忘れがちになってしまうと思います。私の友人もやらなきゃいけないのは分かっていたけど、、、という感じでした。

そこで、良いアイディアが!

自分の歯磨きとワンちゃんの歯磨きをセットにして習慣にしまいましょう。

この様に自分の歯ブラシの隣にワンちゃんの歯ブラシセットを置いておけば、いやでも目に入りますので、「おっ、犬の歯磨きしなくちゃ。」って思い出しますよね。 朝でも夜でも1日1回で良いので、自分の歯を磨いたらすぐその後にワンちゃんの歯磨きをしましょう。

一度、習慣化させてしまうとあとは楽です。2日置き3日置きがギリギリ歯石を防ぐラインだと思いますが、私はかえってその方が犬の歯磨きをするのを忘れてしまいそうなので、今は毎日です。毎日だと生活のリズムの1つになりますので、苦になりません。

追記:2017年11月現在、ルーシー4歳ですが歯石歯垢ゼロです!(^^)

愛犬の口臭がひどくならないように、歯周病にならないように、そして、長生きしクォリティのある犬生を送れるように、ワンちゃん歯のケアを頑張ってしていきましょう。

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