乳がんピンクリボン運動・マンモグラフィーって痛いの?

2016年10月18日

こんにちは、ラン(@kikispets)です。

10月はピンクリボン運動月間。週末に私も少しですが募金し、乳がんの早期発見の手段と重要性を書いたものをピンクリボンと一緒に頂きましたので、ご紹介したいと思います。

こちらがピンクリボンと乳癌の早期発見について書かれたカードです。

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ピンクリボン運動って?

ピンクリボン運動とは、アメリカで1980年代に始り、世界中の女性に乳癌についての正しい知識を知ってもらい、早期発見を啓発するための活動で、ピンクリボンは世界共通のシンボルです。

この募金は、乳癌撲滅の為の医療研究や、啓蒙活動、そして乳癌患者とその家族を精神的にサポートすることになどに使われているそうです。

ニュージーランド乳癌チャリティー機関は、政府からの支援は受けていない民間のチャリティー機関で、毎年10月にピンクリボン運動を行なっています。今年は10月15日16日に募金活動を行いました。

このカード、ブラ(BRAS)のスペルにかけて、乳癌予防・そして早期発見などについて4つの大事な点をあげています。

 Be breast aware(意識する)

20歳を過ぎたら、乳癌を意識し自分の正常な胸の形などを把握、そして家族内に乳癌患者がいたのかどうか知っておきましょう。もし、母親、姉妹が過去に乳癌や卵巣癌を患っていた場合は、検査時に自分のかかりつけのお医者さんに知らせましょう。

 Reduce your risk(リスクを減らす)

休肝日を必ず作りアルコールの過度の摂取は控え、定期的な運動をして自分の理想体重を維持しましょう。

 Act(行動)

もし、自分の胸に異変が感じられたら、ためらわずにすぐお医者さんに診てもらいましょう。

 Screening mammograms(マモグラフィー検査)

40歳を過ぎたら定期的にマモグラフィーを受け、しこりが見つかる前の段階の早期発見に努めましょう。

こういうのってなかなか忙しい日常忘れがちになってしまいますが、BRASって覚えやすくていいですね。

では、次に乳癌の自己検診の仕方について。

乳癌の自己検診の仕方

下記の5つのポイントに注意しながら自己検診をしてみましょう。

自己検診をするのは月経後がベストです。閉経後の方は「月初めに自己検診」などと自分で決めておくと忘れないかもしれませんね。

  1. お風呂上りに鏡の前に立って頭の後ろに手を組み、自分の目でチェック。
  2. 片方ずつ4本の指で軽く「の」の字を書くようにしてチェック。
  3. 乳頭を軽くつまんで分泌液が出ないかチェック。
  4. 仰向けになって背中の下に枕を入れて、4本指でしこりをチェック。

乳癌の症状・自己検診の際に注意するポイント

1.新しいしこり

胸または脇の下に新しいしこりが出来たり、厚みが増した。

2.乳首の変化

乳首に凹みが出来た。

3.胸の肌の変化

胸と乳首と乳首周りの肌の変化(変色・赤み・凹み・萎み・ただれ)

4.胸の形の変化

胸の形やサイズの変化(ひきつり)

5.乳首からの分泌液の有無

乳首から赤い血が混じったような分泌液が出てないか。

ちょっとでも、あれ?と不安に思ったらすぐ乳腺外来の病院でお医者さんに診ていただきましょう。

乳癌検診・マンモグラフィーと超音波エコーどちらが良いの?

どちらとも良い点悪い点がありますし、また検診を受ける方の年齢や体質などによっても向き不向きがあります。

マンモグラフィーは、石灰化の描出にすぐれており、しこりを作らないタイプの早期の乳癌の発見に有効。ただ、閉経前の20代~30代の方はホルモンの分泌が活発なので乳腺密度が濃く、マンモグラフィーだと白く写ってしまうので超音波エコーでの検診がベターです。ただ、40歳以降の方でも体質で乳腺密度が高い方もいますので、一度マンモグラフィーをして来年からはエコーでと言われる方もいます。また、マンモグラフィーは微量ですが、被爆しますので、それについて不安を覚える方も少なくないと思います。

↓上下にはさむタイプのマンモグラフィーマシーンです。


photo by themozhi’s pixel displays

超音波エコー検査は、乳腺は白く、がんは黒く映し出されるので乳腺密度が高い方の乳がんの検出にすぐれ、x線を使わない為、妊娠中の方や妊娠の可能性がある方でも安心して受けられます。ただ、しこりを作らないタイプの乳癌の発見はしにくいそうです。

また、超音波エコー検査は、技師の腕によるところが多いらしく、「見落とし」ということが発生することがあるらしいのです。また、乳がんだけでなく治療の必要のない良性の病変も拾い上げてしまうため、その判別なども今後の大きな課題だそうです。

マンモグラフィーの被爆量は安全?

日本乳癌学界の「日本の検診マンモグラフィの被曝について」では、下記のようにまとめています。

現時点では,体の一部に低線量の放射線被曝を受けるマンモグラフィの致死的発癌リスクは,ないか,あっても極めて小さいので,救命効果が証明されている40歳以上であれば利益がリスクを大幅に上回ると考えられる。

引用:日本乳癌学界

つまり、被爆のリスクと乳癌にかかるリスクを天秤にかけて判断をして、40歳以上であれば(乳腺密度が高い人を除き)マンモグラフィーを受ける価値はある。ということです。

それでも、まだ不安な私は色々しらべたところ、とても分かりやすく説明してくれているお医者さんのサイトをみつけましたので引用させて頂きます。

 実際、マンモグラフィーによる被ばく線量がどのくらいかを数値に表すと、実効線量が0.05~0.15mSvになります。人が普通に日常生活を送っていても、自然界からある程度の放射線を浴びますが、それが年間約2.4mSvなのです。つまり、例え1年間に10回マンモグラフィーをとっても、自然に浴びる放射線量より少ないということです。ちなみに、飛行機に乗ると被ばく線量は上がるのですが、東京~サンフランシスコを飛行機で移動した場合の自然被ばく線量は約0.038mSvと言われています。

引用:ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ

これで少し安心してマンモグラフィーを受けられそうです。

で、次の心配ごとは、マンモグラフィーって痛いの??ですよね。昨年、検診を受けて来ましたのでその時の体験をお話します。

 マンモグラフィーってどういう検診?痛いの?体験談☆

マンモグラフィーは乳腺・乳房専用のレントゲン検査で、少ない放射線の量で乳がんの検出ができます。乳房を透明の圧迫板ではさんで撮影するのですが、上下にはさんで撮影する方法と、左右にはさんで撮影する方法の2パターンがあります。乳房を薄く伸ばして撮影します。

私が受けたのは左右にはさんで撮影するタイプでした。ニュージーランドでは、40歳以上の市民権・永住権を持っている女性は無料で2年ごとの検診が受けられます。この無料サービスを受ける場合はもちろん、どこの病院で受けたいなどの希望は聞いてもらえず、病院は国の方で指定されているところへ行きますので、検査室に入るまではレントゲン技師が男性なのか女性なのか分からずドキドキしていたところ、優しそうなインド人の女性でした。(後で同年代の友達と話をしたところ、ニュージーランドの乳癌検診の技師に男性はいない。という噂です。不確かですが。)

本人確認(名前・住所と生年月日を言わされました)と短い説明を受け、上半身裸になってレントゲンのところに立つと私の身長に合わせてレントゲンが下がってきました。その後、技師が胸を圧迫板に固定します。動かないように言われ、技師がレントゲンを操作「ちょっと痛いかもしれません」と同時に胸が圧迫されること10秒。そして角度を変えて更に10秒。もう片方の乳房も同じように撮影。そして終了でした。実質、検査時間は40秒。あっという間に終わりました。

で、痛かったか?というと、我慢できない痛さではなかったです。私は痛いと「痛い!」とすぐ叫んでしまうのですが、叫ばずに済みました。ただ、これは個人差があるようで、胸が柔らかい人・大きい人などはあまり痛いと感じないらしいです。

 さいごに

現在、乳癌と聞くと多くの方が小林真央さんのことを思い出されるでしょう。。。真央さんは毎年の検診を受けられていたそうですので、そのことで「検診の意味」を問われる方もいらっしゃるかと思います。ただ、真央さんの場合は長男の授乳期にしこりが見つかったらしいのですが、そこで見逃しがあったらしいです。授乳期にありがちな乳腺炎という症状が、乳癌と見分けをつけるのが難しいらしいのですが、、、だからと言って、検診を毎年受けてた人が早期発見できないなんて事態はあってはならないことだと思います。

もし、授乳期に乳腺炎と診断されたのなら、セカンドオピニオンを求め、細胞検針をしてもらうなどの対策をとるのが良いのかもしれません。つくづく、自分の身は自分で守らないといけない。と感じました。その為にも、癌に背を向けるのではなく、常日頃から自己検診をして、若いうちから乳癌に対する知識を備えておく必要があると改めて思いました。

そして、今、乳癌と闘っている真央さんに元気になって欲しいと心から願います。

追記:2018年 真央さんのご冥福をこころよりお祈りいたします。

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